北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし〈4〉そして、愛しき日々

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800257413
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第3回なろうコン大賞 金賞受賞作! 大人気「北欧」シリーズ、待望の第4弾! 一目惚れからのプロポーズ、一年間のお試し婚を経て、愛を確かめ合ったリツハルドとジークリンデ。リツ両親の帰郷、そして奇跡のような第一子誕生。二年前には想像もしなかった、二人の姿がそこにはあった。季節がめぐるように、家族の形は変化し、辺境の村にも新風が吹き込まれていく――狩って、採って、食べる。ただそれだけの、だからこそ愛しき大切な日常。リツとジークの愛あふれる日々は今日も続いていく。

内容説明

運命の出会い―二年前の舞踏会の夜に始まった、リツハルドとジークリンデの結婚生活。不器用な二人は一年間のお試し婚の期間を経て、正式な夫婦に。新婚旅行を兼ねたジークリンデの里帰り&結婚式を終え、最愛の息子アルノーと共に辺境の地へ帰郷。一年ぶりの故郷で新しいことに挑戦していくリツハルドだったが、十年間のぼっち生活の元凶である、父母との間には微妙な距離があって…。長く厳しい雪の世界かと思われた辺境に、そしてリツハルドたちにも変化は訪れる。「これからも、よろしくね。俺の奥さん」「ふつつかものですが、よろしくお願いいたします―私の旦那様」トナカイの肉団子パスタ、キャラメル林檎パイ、練乳アイスのベリーソースがけ、そして愛情仕込みの薔薇リキュール。厳しいけれど、幸せに満ちた辺境暮らしは、続いていく。これからもずっと、ずっと―。

著者等紹介

江本マシメサ[エモトマシメサ]
長崎県出身。2012年9月より執筆を開始し、「小説家になろう」にて発表。『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』で第3回なろうコン大賞金賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

45
リツが「幸せを呼ぶ雪妖精」で、ジークとの子たちも「5人の雪妖精」でした。白銀の髪に青い眼。私も目の前にしたらジッと眺め続けてしまうでしょう。どんな子からも恐れられていた侯爵のお祖父様が、リツとその子たちからは懐かれたとあっては、可愛くて仕方ないでしょう。えこひいきはいけないと思いつつ、どうしても無条件に懐いてくれる子は可愛い。そんなことを思ってしまいました。周囲にいる人を和やかにしてくれるリツこそ、男の中の男!ジークは最高に幸せな奥様。もっともジークだからこそ、リツも男らしい人となっているのでしょう。2020/07/10

まりも

43
北国貴族ののんびりライフを描いた物語の最終巻。リツとジークの子育てや結婚式などを描いた話。ふー、これは本当に素晴らしい最終巻でしたね。どのエピソードも人と人との繋がりや温もり、愛情で溢れていて、読後はこちらまで幸せな気分になっちゃいました。リツとジークだけじゃなく、その周りの人々の幸せな姿もしっかりと描いてくれているのも嬉しいですね。安定の飯テロ描写もたっぷりだったし、本当に満足。表紙の通り、最高に幸せで素敵な物語でした。作者さんの次回作も楽しみに待ってます。2016/07/11

ぐっち

34
お子たちが増えとる!結婚式に、家族との触れ合いに、若者たちの恋に幸せいっぱいの最終巻!なんといっても挿絵が好きです。ひとりひとりの性格が一目でわかる子供たち、4巻の移り変わりが麗しいジークリンデさん、そして妖精で狩猟民族なリツ。奇跡的なくらいキャラとマッチしてる。文庫から参入しましたが、こっちのイラスト入りで読了して良かった!2018/03/10

あおでん@やさどく管理人

34
ついにシリーズ最終作。辺境の村に戻ったリツハルド一家。ジークの実家での経験も踏まえ、新しい事業に取り組み始める。アイナとエメリヒも帰郷し、みんなが幸せに暮らす日々が続いていく…。おまけ話も充実しており、テオポロン一家がなぜリツハルドの家に来たかなども明かされる。心温まる、幸せな読書だった。2018/02/05

よっち

34
新婚旅行を兼ねたジークリンデの里帰り&結婚式を終え、息子アルノーと共に辺境の地へ帰郷。リツハルドの両親も帰郷し彼も新たな挑戦を始める第四弾。愛を確かめ合った幸せな夫婦に息子が生まれたことをきっかけに、わだかまりを抱えていた家族たちと温かい交流を取り戻したり、新しい挑戦をするリツを家族で支えたり、周囲の人たちもそれぞれ幸せを見出し、そして読んでいて食べたくなるおいしそうな料理も満載のまるまる一冊本当に良かったなと思える幸せなエピローグでした。最後には表紙にいる二人の印象も大分変わりましたね。次回作にも期待。2016/07/08

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