出版社内容情報
習近平の中国は、経済力と軍事力を背景に世界のリーダーになろうと必死になっています。それは、すでに失敗が見えたAIIBにもあらわれています。中国の野望はとどまるところを知りません。しかし、中国は世界のリーダーになれません。単に経済が疲弊しているからではありません。文化的にも、歴史的にも、国土のなりたちなどからも、明らかです。異民族を抑え続け、独裁者しかトップになれない中国、疲弊した大地が様々な害を及ぼしています。その真の姿を自らが中国人である邱海涛氏が明らかにします。
内容説明
なぜ、中国人はこんなにも、我が侭なのか。なぜ、中国人はこんなにも、嫌われても平気なのか。なぜ、中国人はこんなにも、ずうずうしいのか。隣人なのに、日本人には、とてもわからない中国人。その中国人を、中国在住の中国人が、徹底的に分析した。広大な国土と悠久の歴史が作った、世界一不幸な中国人。
目次
第1章 「母なる河」黄河が生んだ中国の不幸―国土環境に見る中国と日本の違い
第2章 春秋戦国までは、まともだった中国―国民性はなぜ「突然変異」を起こしたのか
第3章 漢民族と異民族の殺し合いの歴史―誰が戦争を仕掛けたのだろうか?
第4章 中国人にとって先祖こそ「皇帝」だ―血縁社会の悲しい宿命
第5章 「中国人」の意識がなかった中国人―家族、国家、そして中国人
第6章 墨子を殺した漢字文化―思考力が殺される
第7章 孔子という聖人の正体―孔子の教えは毒である
著者等紹介
邱海涛[キュウカイトウ]
1955年、中国上海生まれ。上海外国語大学日本語科卒業。1985年に来日し、慶應義塾大学および東京外国語大学で学んだ後、日本企業に十年間勤務する。現在、執筆活動のほか、中国と日本の間で出版や映像プロデューサーとして幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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