内容説明
「いじめ」「不登校」「暴力」…学校生活になじめない中学生が急増中!?なぜトラブルは中学1年生から起こるのか?その原因は中学校進学前の過ごし方にあった!子どもが葛藤をはじめる時期になにが必要か?中1ギャップの対策や予防法を徹底検証!
目次
第1章 中1ギャップを知っていますか?(意外に親が知らない中1ギャップ;中1ギャップが放つ意味 ほか)
第2章 中1ギャップは10歳の壁からはじまる?(10歳の壁とはなにか;第2次性徴が早期に加速する ほか)
第3章 中1ギャップを乗り越えるために親ができること(子どもの発達を知ろう;10歳頃の価値の葛藤・ジレンマを知る ほか)
第4章 中1ギャップを予防するソーシャル・スキル教育(人と関わるコツを学びそびれる現代の子ども;子どもとソーシャル・スキル教育 ほか)
第5章 学校を楽しくする家庭からの支援(楽しい学校風土をつくろう;誰かの責任にせず、楽しいしかけを考えよう ほか)
著者等紹介
渡辺弥生[ワタナベヤヨイ]
大阪府生まれ。専門は、発達心理学・発達臨床心理学、学校心理学。教育学博士。筑波大学卒業、同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学教育学研究科、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で在外研究員をへて、現在、法政大学文学部心理学科教授。同大学大学院ライフスキル教育研究所所長兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じょんたん
9
ちょうど、子どもが中一になるので、興味を引かれて読んだ。「学校と家庭が対立してはいけない」の部分は、忘れていたことに気付かされました。当たり前のことなのに、今気がついた自分に驚きました。また、「ソーシャルスキル教育」については、さほど驚きはなく、まぁまぁ、自分は出来ていたなと安心し、このままでいいんだと気が楽になりました。2016/02/16
しげ
6
学習面ではなくメンタル面での「中1ギャップ」について語られた本でした。10歳前後までに自分の内面を語るボキャブラリーを増やしておくことが、思春期の生きやすさに繋がってくるのかも。優しく頼むスキル、上手に断るスキル、気持ちをコントロールするスキルなど、家族間のコミュニケーションから、子どもたちが自然とソーシャルスキルを吸収できるような家庭を意識したいです。2024/09/24
讃壽鐵朗
4
10歳の壁をいかに乗り越えるかで、中1ギャップを予防する方法のみであった2019/02/05
ぱんだむ
1
小学生から中学生へ、多感な時期で悩みは多そうです。学校と地域と家庭の連携と見守りの姿勢が大事だと思いました。2018/03/26
北野たけこ
1
図書館本。2017/05/09
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