出版社内容情報
子どもの頃は1日がとても長く感じられたのに、大人になるとあっという間に時間が流れるのはなぜ? 時間の経過に関心があるときほど、時間がなかなか経過しないのはなぜ? などなど、時間に関する疑問や謎を、ジャーナリスト・池上彰が「時間学」研究者・一川誠にぶつけます。誰もが関心のある“時間の錯覚”を、図版やイラストを多用しながらわかりやすく解説します。
内容説明
楽しい時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な会議は、なぜなかなか終わらないのか?大人になると、子どもの頃より、なぜ1日や1年が短く感じられるのか?子どもと大人によって感じ方が変わる「時間の錯覚」の謎に、「時間学」研究者・一川誠と、ジャーナリスト・池上彰が迫ります。忙しい現代社会で、時間とうまく付き合う方法も伝授!あなたも、時間を自由自在に調整できるようになる!?単行本に加筆・改訂して文庫化。
目次
第1章 ヒトはどうやって時間を感じているのか(大人になると、自分の中の時計が遅くなる;だれも知らない時間の本質 ほか)
第2章 文化がヒトの時間を作る(感動のゴールシーンを2度味わう方法;500万年に1秒しか狂わない時計 ほか)
第3章 カラダ時間とココロ時間(代謝は体内時計のペースを決める;朝イチの会議は3時間前に起きて臨め ほか)
第4章 子ども時間に比べて大人時間はなぜ速く流れるのか(子どもの頃の時間は充実していた;50歳の1年間=人生の50分の1!? ほか)
著者等紹介
一川誠[イチカワマコト]
1965年生まれ。1994年、大阪市立大学文学研究科修了後、カナダのヨーク大学研究員を経て1997年より山口大学工学部で講師、助教授を務める。「時間学」に興味を持ち、山口大学時間学研究所の活動に加わる。現在、千葉大学文学部行動科学科教授。山口大学時間学研究所客員教授。日本科学未来館「時間旅行展」、彩の国ビジュアルプラザ「BRAIN LAB展」などで心的時間に関する科学展示を監修
池上彰[イケガミアキラ]
1950年生まれ。ジャーナリスト。東京工業大学教授。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKに入局。『週刊こどもニュース』の初代「お父さん」役を務め、わかりやすいニュース解説が大人からも人気に。2005年に独立。2013年、伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとむ
C-biscuit
復活!! あくびちゃん!
たみ
Mitz