出版社内容情報
イスラム教に昨今注目が集まっていますが、その教義は日本人にまだまだ理解されているとはいえません。実はとてもシンプルな宗教がゆえにイスラム教信者は宗派も多岐にわたり、独自の金融観を持ち、かつ今もYHWHやムハンマドの世界から続く神話を日常に抱えながら生きています。近年減少するキリスト教人口や仏教人口とは対照的にムスリムは増え、その存在感も増してきています。そんなイスラム教を日本の天皇制や村文化との相似性からわかりやすくひもといていきます。
内容説明
世界三大宗教のひとつ、イスラム教。本書ではイスラム教を理解するために、その根本にあるシンプルな原理をやさしく解説。仏教やキリスト教と比較したとき、イスラム教の方がはるかに単純で、その原理は理解しやすいものなのです。いったいイスラム教とはどんな宗教なのか。その本質はどこにあるのか、どういった問題をはらんでいるのか。今までわからなかったイスラム教のすべてがわかります。
目次
第1章 イスラム教は3分で説明できる―シンプルすぎる宗教
第2章 組織のない宗教
第3章 イスラム法に従って生きるということ
第4章 神のもとでの平等
第5章 スンナ派とシーア派はどうして分かれたのか
第6章 イスラム教は恐ろしい宗教なのか
第7章 世界はイスラム化していくかもしれない
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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