内容説明
現代の廃村でひっそり生きる土地神・赤鞘。そんな彼の元に、異世界の最高神・アンバレンスが突然たずねて来る。恐縮しまくる赤鞘だが、事情を聞けば、異世界は諸々あって神様不足。こちらの世界に来て、豊穣と繁栄の神である彼に、ぜひ力を貸してほしいとのこと…。申し入れを受け入れ異世界にやって来た赤鞘の目の前に広がっていたのは、生物の気配が薄い荒野だった。赤鞘は助手である天使・エルトヴァエルと共に、荒野を復活、再生させる一大プロジェクトに取り掛かる。特に可もなく不可もない“元人間”の神様が、異世界で涙と感動の冒険活劇を繰り広げません!(断定)第二回なろうコン大賞受賞作登場!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
25
★★★★ 消えそうな弱小神様が異世界にスカウトされて活躍する話。アグニーが「人類は衰退しました」の妖精さんっぽいのが楽しい。あと、神様の性格が良いからゆるく読めて良いんだけど、やたら日本人的と説明されるのに”もういいから”とか細かく気になるところもあり。2017/07/23
ネクロス
6
Web既読。準備巻。このまま要塞化が進んでくんだよなぁ・・・。だんだんと群像劇となるから、そこは期待。2014/10/02
アクセプター
5
次の巻に期待かな・・2014/10/10
sion
3
大賞の作品を始めて読みました。絵柄が好みです。異世界召喚されたのは神様でした。この赤鞘苦労しそうだなぁ。神様だから技術意外のチートはないのかな?2015/10/28
ちゃか
3
小説家になろうのコンテスト、なろうコンの大賞受賞作だそうですよ。これが大賞なのかーって感じは正直しますが。異世界召喚モノ。ただし、呼び出されたのは神様でした。強大な妖怪程度のちっぽけな力しか持たない辺境の土地神をしていた赤鞘は、異世界の神によって、土地の管理を任せたいからとヘッドハンティングされる。なんか緩ーい世界のようですけど、問題か変えている世界でもいるようで、その辺の温度差が激しいかなぁ、という印象。他のなろう作品の書籍化と似たような風味ではあるんですが……なんか合わなかった感じ。2014/09/04