リスク・マネジメントの心理学―事故・事件から学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 320,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788508606
  • NDC分類 336
  • Cコード C1011

出版社内容情報

原発事故や食品事故とその報告の遅延や隠蔽。組織の不祥事はいかにして発生し、増幅するか。リスク極小化の方策は何か。選ばれた研究チームが、個々の事故の経過を検証し、意思決定の構造等における組織の人間的ファクターの重要性を明らかにする。

内容説明

一流企業・大組織に次々起こる不祥事、事故…従来の危機マネジメントでは十分ではない。これまで見過ごされてきたシステム的要因を具体的な事故・事件から検証し、その原因と対策を提言。

目次

第1部 そのとき組織はどう動いたか―事故事例に見る意志決定(1999年秋―JCO事故;2000年~2002年―雪印ブランドの事故 ほか)
第2部 誤った決定を導くメカニズム―意志決定のプロセス(リスクに対する判断をゆがめるもの;集団意志決定の落とし穴)
第3部 誤った決定を育むメカニズム―組織と個人(決定をゆがめる組織・ゆがめない組織;ステレオタイプと職場姿勢)
第4部 よりよい意志決定を求めて―リスク教育と情報の透明性(事故や災害を防止するために―感情的側面への教育的配慮;JCO事故にみる行政機関のリスク情報公開 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yo

23
【組織はどのようにして安全基準を破るのか】組織による事故の原因と対策を、事例研究・理論分析の両面から論じる。事例は主にJCOの臨界事故、雪印による集団食中毒事故が紹介される。特に第2部が興味深かった。リスクがどのように軽視されるか、認知バイアスの観点から検討した第5章、集団議決の操作可能性(多数決も、やり方を工夫すれば結果を恣意的に操作できる!)を検討した第6章。誰も悪人じゃない。組織の中での小さな甘えが、小さなミスが大事故を起こす。本書を通じて、リスマネだけでなく心理学にも興味が出てきた。2019/07/16

yu01

0
編著者はJCO事故調メンバーの社会心理学者。「手順違反がなぜ積み上がったのか」に焦点を当てたJCO事故の分析を起点として、そのメカニズムを分析する道具立ての検討や他の事故事例の比較などが載っている。組織論としては組織風土・文化の章が興味深かった。ジャニスの集団浅慮や属人主義的組織風土を紹介。「組織の重さ」ともつながりそう。事故事例の比較では、化学工業の現場レベルでの安全操業の工夫が紹介されていて工場がイメージしやすかった。2013/04/02

つる

0
それぞれの章を違う方が書くオムニバスのような形でまとめられている。そのため読みにくい箇所もありましたが、社会心理学の側面から近年の事故や事件の分析が行われていて面白かったです。ヒューリスティックスや認知バイアスの種類の説明などが個人的には面白かったです。2013/03/02

aki

0
事故のレポートについては他の本のほうが読みやすいですが,今後に向けた事故を未然に防ぐための提案は参考になりました。2018/12/01

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