• ポイントキャンペーン

宝島社新書
プロ野球 構造改革論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800228826
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

内容説明

現役時代の1992年に日本プロ野球選手会の第3代会長に就任、選手会長として奮闘してきた日々を振り返りながら、プロ野球界の進むべき道を示した一冊。選手会長時代の野茂英雄のメジャー流出騒動、FA制度導入をめぐる水面下のバトル等の裏話から、現在の野球評論家としての立場から唱える「3部リーグ、30球団制」まで、岡田節で大いに語り尽くした一冊。

目次

第1章 球界初の闘う選手会長誕生
第2章 FA制度導入を巡る水面下のバトル
第3章 野茂英雄、メジャーに行く
第4章 古田敦也から変わった選手会の方向性
第5章 なぜ今、プロ野球の人気が下がっているのか
第6章 プロ野球に夢はあるか
第7章 ボールが飛んで何が悪い
第8章 伊良部秀輝の悲劇を繰り返すな
第9章 プロ野球の未来設計図

著者等紹介

岡田彰布[オカダアキノブ]
1957年、大阪府生まれ。北陽高校、早稲田大学を経て79年のドラフト1位で阪神タイガースに入団。80年に新人王、85年にベストナインとダイヤモンドグラブ賞を受賞。94年にオリックス・ブルーウェーブへ移籍。95年に現役引退。その後、オリックス二軍コーチ、阪神二軍監督などを経て、2004年から08年まで阪神の監督を務め、05年にリーグ優勝を果たす。10年から12年まではオリックス・バファローズの監督を務めた。現在は野球評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

34
今回は期待ハズレの感が強い。少し自慢している感が漂っている。また野茂が岡田氏に何を言いたかったのか、最後までわからずじまいで消化不良。確かに古田の方針転換と少しの自分本位な感じは、この本でわかったような気がする。頭脳がありながら、監督として成功を収められなかったのは、ノムさんの著書でも伺える謙虚さが不足しているような気がした。また伊良部のことでも、彼の繊細さによる悲劇をどう防ぐか、という具体策は手じされていない。この人の野球に対する考え方や監督論は素晴らしいと思えるので、余計この著書の中途半端感は残念。2016/02/10

Kaz

12
10球団制はもう少し具体的に書いてもらわないと賛否のしようがないが、12球団制が染みついているため現実味に欠ける。12球団制を軸に、1球団支配下選手40人程度。2軍を今の独立リーグのようにし、将来的に入れ替え制度を導入するというのはどうか。2015/11/22

マッちゃま

10
約10年前の出版された本。今より10歳若く勢いもある頃に書かれた内容だけに、前に読んだ去年のシーズンを振り返った岡田さんの言動からは違って見えました。まあ〜そらそうよ(笑)この頃にはこの頃の考え方があって、今は時代も流れて昔の常識が今の非常識になってたりするワケです。「プロ野球3部リーグ30球団制」のワードに惹かれて読みました。本書を書かれた10年後も実現、またはそうした動きも無くて、時代が変わっていったと言う事なのかなあ〜?お手軽に野球観戦したいって気持ちと、ホンモノが観たいという想いもあったりします。2024/02/24

くりのすけ

8
日本のプロ野球に関するまっとうな提言が書かれていると思う。特に、一流選手に対する優遇よりも、辞めて行く選手や引退後の処遇、さらに、試合出場の機会がない若手選手の処遇を改善しないといけないという意見には、異論はないだろう。旧態体質をそろそろ改めないと野球人気もやばい!?2015/02/20

kitarou

6
漫画などでは「アホのオカダ」として描かれていたような気がするが、どうしてとってもクレバーな野球人だ。北陽、早稲田、阪神とエリート街道を歩き、どこでもキャプテン、リーダーを務めてきた。本書は岡田の選手会長時代の出来事が語られるが、今の野球界の3軍制を提唱、1リーグ10チーム、合計30球団。実現すれば面白そうだ。いうからだろうか、日本人が昔のように野球に熱中しなくなったのは・・・。2014/08/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8195101
  • ご注意事項