内容説明
“泥棒”はいつも、「金」目当て―大国による搾取が蝕む、美しい世界。17歳、片時もスマホを手放せない“今どきの若者”マル。ボランティア支援リーダーの母親に連れられて、スペインからセネガル北部、ウォロフ族の村にやってくる。そこは、マルの知らない自由で彩られていた。「みんなで所有すれば、貧しさで死ぬ人なんかいない」本当の豊かさとは、支援とは。SDGsを考えるヒントが詰まった、スペイン発グラフィックノベル。
著者等紹介
タマリット,ヌリア[タマリット,ヌリア] [Tamarit,N´uria]
スペインのイラストレーター・グラフィックノベル作家。1993年バレンシア・ビジャレアル生まれ。バレンシア工科大学美術学部在学中から多数の同人誌に参加、各地で展覧会を開き、2016年『村よ眠れ Duerme Pueblo』(シュリア・ビセンテ共著)で作家デビュー。同年『アベリーのブルース Avery’s Blues』(アングックス共著)でカルロス・ヒメネス賞最優秀新人賞および最優秀表紙デザイン賞受賞。『2枚のコイン―アフリカで暮らした3か月』でバレンシアグラフィックノベル大賞を受賞した。子ども向け書籍のイラストも多数手がける。バルセロナ在住
吉田恵[ヨシダメグミ]
1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻でイスラーム・スペインを研究。卒業後スペインへ留学、マドリード・コンプルテンセ大学外国人コース等修了後、バルセロナで日本企業駐在勤務。帰国後、編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。現在は翻訳やスペイン語書籍関係の仕事に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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