内容説明
2014年4月に発生したチリ沖地震、今なお火山墳火により拡大を続ける小笠原諸島の西之島新島―。これらは環太平洋における超巨大地震が活動期に入ったことを示す現象にほかならない。次に日本を襲う地震はいつ、どこで起きるのか。独自の解析手法で東日本大震災を予測した気鋭の海洋地震学者が、最新データを分析。日本に迫る巨大地震のリスクに警鐘を鳴らす!
目次
活動期に入った環太平洋の超巨大地震(観測史上最大の超巨大地震;チリ地震発生のメカニズム;チリ南部被災地では全村民死亡被害も ほか)
超巨大地震は予知できる(超巨大地震の共通点;マンションの18%は耐震性不足;地震本部も想定外だった東日本大地震 ほか)
これから予想される巨大地震リスク(東日本大地震後から活発化する全国の地震・火山活動;東日本大地震後に導き出した「地震の目」;日本海東縁変動帯沿いで発生した地震 ほか)
著者等紹介
木村政昭[キムラマサアキ]
海洋地震学者。1940年、神奈川県横浜市生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部漁業学科、東京大学大学院理学系研究科を経て、70年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。77年から琉球大学理学部海洋学科助教授、96年に琉球大学理学部物質地球科学科教授に就任。現在は琉球大学名誉教授、NPO法人海底遺跡研究会理事長を務める。86年の伊豆大島三原山墳火、91年の雲仙普賢岳墳火を予知、95年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震を事前予測した調査・分析力は高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョンノレン
壱萬参仟縁
Ukati