巨大地震が再び日本を襲う!―首都圏に迫る大津波と富士山噴火のXデー

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800225061
  • NDC分類 453.3
  • Cコード C0044

内容説明

2014年4月に発生したチリ沖地震、今なお火山墳火により拡大を続ける小笠原諸島の西之島新島―。これらは環太平洋における超巨大地震が活動期に入ったことを示す現象にほかならない。次に日本を襲う地震はいつ、どこで起きるのか。独自の解析手法で東日本大震災を予測した気鋭の海洋地震学者が、最新データを分析。日本に迫る巨大地震のリスクに警鐘を鳴らす!

目次

活動期に入った環太平洋の超巨大地震(観測史上最大の超巨大地震;チリ地震発生のメカニズム;チリ南部被災地では全村民死亡被害も ほか)
超巨大地震は予知できる(超巨大地震の共通点;マンションの18%は耐震性不足;地震本部も想定外だった東日本大地震 ほか)
これから予想される巨大地震リスク(東日本大地震後から活発化する全国の地震・火山活動;東日本大地震後に導き出した「地震の目」;日本海東縁変動帯沿いで発生した地震 ほか)

著者等紹介

木村政昭[キムラマサアキ]
海洋地震学者。1940年、神奈川県横浜市生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部漁業学科、東京大学大学院理学系研究科を経て、70年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。77年から琉球大学理学部海洋学科助教授、96年に琉球大学理学部物質地球科学科教授に就任。現在は琉球大学名誉教授、NPO法人海底遺跡研究会理事長を務める。86年の伊豆大島三原山墳火、91年の雲仙普賢岳墳火を予知、95年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震を事前予測した調査・分析力は高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ジョンノレン

43
副題の富士山噴火のXデーが気になって手に取ったら2014年6月出版で、本州中部では富士山・浅間山・御嶽山の噴火を予測。早速同年9月に御嶽山が噴火、浅間山は小規模噴火レベル、一番心配な富士山は予想期間を徒過しているが今のところその気配はない。地震調査委員会が警戒を必要とする東海地震と関東大地震よりむしろ、伊豆・小笠原海溝沿いと九州南部東方沖に警戒が必要と主張する。残念ながら日本海側については新潟以北について言及あるも、今年の能登半島エリアについてはひと言もなかった。2024/06/06

壱萬参仟縁

27
大きめ活字で読みよい。図10 1990~2010年の地震活動と地震の目(086頁)。この西日本太平洋沿岸に分布する、巨大地震の空白域がとても気になるエリアといえよう。プレスリップ(先行すべり、前駆すべり):大地震に先行して観測される中小地震(089頁)。図23 富士山にプレッシャーをかける、南の地震の目(153頁)も気になる。東→西へプレートが向かい、▲が火口底が上昇したままの火山で富士山が’17年±5年だから、東京五輪前後もあり得るし、今起きても何ら不思議でない(155頁)。2015/05/09

Ukati

0
富士山ネタにはまりつつある。 地震の後に噴火が来ると思ってたけど、意外とそうでもないらしい。 2014年に書かれた本なんだけど、御嶽山の噴火について書いてあって、(2013年の前後4年に噴火すると分析)浅間山のことも似たような感じで分析が現実と重なっている。 それによると富士山は2017年以降5年以内に噴火する可能性が高いらしいOMG2017/08/01

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