K‐POP原論

個数:
電子版価格
¥2,376
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

K‐POP原論

  • 野間 秀樹【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • ハザ(2022/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 54pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ 46判/ページ数 426p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910751016
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

始上のK‐POP入門。韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣ぎ、言語学者であり美術家でもある著者が、そして音楽をこよなく愛する著者が、ヒットチャートやお金などの市場の論理からではなく、言語学と美学の視座から、K‐POP MV(ミュージック・ビデオ)のことば、こゑ、音と光、そして身体性をこれでもかとばかりに愉しみ尽くす!しばしば“Kぽ愛”も炸劣させつつ、新たなるコレアネスクの世界像たちを満腔の熱き思いで共にする。Kアートの歓喜と喜悦の原理を読み解く、講義形式の評論エッセイ。

目次

前奏 これがK‐POPだ―“Kぽ”入門のために
第1講 K‐POPはどこに在るのか―なぜYouTubeか、なぜMVか(K‐POP、その刺激体験の領野;K‐POPはTAVnet(タブネット)時代の音楽のかたちだ ほか)
第2講 K‐POP MVの世界像―詩と像と身体(それは「世界観」などではない、めくるめく“世界像”なのだ;仮想現実の夢は三・一一で崩壊した、ではK‐POPはどうした? ほか)
第3講 K‐POPのことば―〓(レブ)とラップの間(なぜ韓国語のラップは刺さるのか;オノマトピアとしての韓国語―擬声擬態語のユートピア ほか)
第4講 K‐POPの時間―変化を、変化を、もっと変化を(予定調和を排す―変化という快楽;色彩の百変化―さあ、これについて来れるか? ほか)
第5講 K‐POPとはいかなる存在か―ことばと音と光が明滅する(“ことば”性と“はなし”性―詩の両極;象徴詩の断片の集積としてのK‐POPの詩 ほか)
最終楽章 K‐POPに、栄光あれ―戦争と最も距離が遠いかたち

著者等紹介

野間秀樹[ノマヒデキ]
言語学者、美術家。大韓民国文化褒章。アジア・太平洋賞大賞。ハングル学会周時経学術賞。パピルス賞。美術家としては、東京、札幌などで8回の個展、リュブリャナ国際版画ビエンナーレ、ブラッドフォード国際版画ビエンナーレ、プラハ、オストラヴァ、ワルシャワ、ポズナニ、京都、名古屋、横浜、ソウル、大邱などで各種の美術展、また現代日本美術展佳作賞など。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。韓国・朝鮮と日本、双方の血を嗣ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マイ

0
動画へのQRコードがありファンのおじさん(失礼)とMV鑑賞する気分で読める。筆者の造語や主観も多く作品の人間的背景や闇の部分に興味がある私には物足りないがK-POPへのとっかかりにはなった。 K-POPの特徴は、日本語より同じ言葉で多い内容を伝えられる韓国語、ラップに親しみのある風土を土壌にした詞、群舞、破壊と変化。 動画、アーティストやファン、韓国につながる体験をことばが支えている。聖書のオマージュはうんざりと筆者は言うが「初めに言があった。この言に命があり、それは人の光であった」そのものではないか。2023/09/18

Meteor__Ready

0
プレK-POPから22年上半期(ニュジまで)を抑えた本。評論本はラグがあってもおかしくないのでスゴい。150本のMV周りは長いが、大学の15回講義を想定すれば妥当か。帯文の第三世代3グループへの思い入れの強さが伝わってくる。議論で言えば、第一講で比較に対する疑義が示されたにもかかわらず、210頁は明らかにK-POPのグループ以外の何かと比べており、気になった。ミリタリズムに関する部分でも、この評論自体が〈ことば〉であるのだから開かれた議論がされるべきで、それを筆者が抑圧するような記述は好ましくないのでは。2023/02/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20442038
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。