内容説明
戦後日本はその内側にもうひとつの「国家」を抱えてきた。「在日人脈」だ。主役はヤクザ、右翼、フィクサー。「国家」の象徴となったのが芸能人や格闘家、パチンコ産業に代表される商工人だ。政治家をはじめとした数多の日本人がその裏ネットワークに群がり、その人脈は歴史的な謀略事件の中でも見え隠れしてきた。孫正義を生んだ血と骨の系譜を浮き彫りにする禁断の裏面史ノンフィクション!
目次
第1章 禁断のトライアングル
第2章 在日の地下水脈
第3章 在日とアングラマネー
第4章 “在日”とは何か?
著者等紹介
森功[モリイサオ]
1961年、福岡県生まれ。岡山大学文学部卒業後、新聞、出版社勤務を経てノンフィクション作家となる。2008年の「ヤメ検―司法に巣くう生態系の研究」、09年の「同和と銀行」(ともに『月刊現代』)の両記事が2年連載で「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞
城内康伸[シロウチヤスノブ]
1962年、京都市生まれ。早稲田大学法学部卒。87年、中日新聞社入社。東京新聞(中日新聞社東京本社)社会部で警視庁捜査二課を担当、サブキャップなどを務める。93~96年、2000年~03年、ソウル特派員、同支局長。その後、社会部デスク、北京特派員、外報部デスクを経て、再びソウル支局長に。11年11月、帰国。現在、外報部デスク
野村旗守[ノムラハタル]
1963年生まれ。立教大学文学部史学科卒。在日外国人向け雑誌の編集者などを経て、フリーに
李策[リチェク]
1972年、東京にて在日朝鮮人3世として生まれる。現在は韓国籍。小学校から民族教育を受け、朝鮮大学校を卒業。その後、朝鮮総連での活動を経てフリーライターとなる。主に、朝鮮半島問題や経済事件、在日外国人問題をフォロー。北朝鮮、韓国、中朝国境でも取材を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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