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出版社内容情報
母子家庭で育った十七歳の少年真壁静流は、事故で母を亡くし一人途方に暮れていた。そんな彼の元に父親と名乗る人物から「私の娘と三人で一緒に暮らさないか?」と提案され、一ヶ月だけ一緒に住むことに。そして数日後、静流を出迎えたのは、同じ高校に通う人気No.1と呼び声が高い美少女の蓮見紫苑だった!! 医者である父は家に帰ることが少ないため、静流は学園一の美少女との同棲という新しい生活を送ることになり……。大人気シリーズ『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』のスペシャルストーリーも収録!!
内容説明
母子家庭で育った十七歳の少年真壁静流は、事故で母を亡くし一人途方に暮れていた。そんな彼の元に父親と名乗る人物から「私の娘と三人で一緒に暮らさないか?」と提案され、一ヶ月だけ一緒に住むことに。そして数日後、静流を出迎えたのは、同じ高校に通う人気No.1と呼び声が高い美少女の蓮見紫苑だった!!医者である父は家に帰ることが少ないため、静流は学園一の美少女との同棲という新しい生活を送ることになり…。大人気シリーズ『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』のスペシャルストーリーも収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
47
育ててくれた母を事故で亡くし、一人途方に暮れていた高校生・真壁静流。そんな彼に父親と名乗る人物から一緒に住むことを提案され、彼の娘と三人で住むことになる青春ラブコメディ。突如現れた弟との同居に戸惑いを隠せない異母姉紫苑、図書委員の彼を同類と感じアプローチする泪華、クールで曰くありげな雰囲気の奏多といった彼を振り回す個性的な先輩ヒロインたちの三者三様な距離感が絶妙で、自分が辛くても相手の想いをつい優先してしまう優しく不器用な静流と、彼女たちの関係がこれからどう変わってゆくのか、とても楽しみなシリーズですね。2020/09/28
佐治駿河
41
まずは「佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!」と世界観が同じで物語がつながっているとはおどろきでした。イラストレーターも同じなので割と受け入れやすい設定でしたね。特に巻末で弓月夫妻の様子が少しではあるが覗き見られたことはうれしかったですね。前から思っていましたがこの著者の九曜さんは中高生ターゲットのラノベよりも成人ターゲットであるメディアワークス文庫のようなレーベルの方が輝けるような気がします。2024/07/14
まっさん
37
★★★★☆ 「佐伯さんと〜」の九曜先生と有名イラストレーターであるフライ先生がタッグを組んだ新作ラブコメ作品。結論から言うと今作は本当に自分に刺さった。発売日から少し経って読み始めたのだが、作者・イラストレーター共に有名な方の割にそこまで話題に挙がっていなかった印象なので少し心配していたが見事に杞憂に終わった。全体を通して受ける印象としては、2、3年前によく見たようなラブコメ作品である一方で悪い意味でのテンプレさを感じることはなく、むしろその既視感にどこか新鮮さすら感じてしまうほどだった。表紙やタイトル→2021/01/06
かっぱ
28
事故で母を亡くした少年が同じ高校で人気者の先輩と同居生活をすることになる物語。父親の不倫相手の息子という難しい立場で始まった紫苑との生活は、最初こそ気の遣う温度感で繰り広げられるけれど、その不器用なやり取りは家族になるための過程のように感じられてどこか微笑ましく思えた。また、放課後の図書室でアプローチを仕掛ける瀧浪さんの静流の前でだけ見せる裏表のない素顔も良い。人前で振る舞う優等生と図書委員の構図は白々しく見えるけれどギャップだなあ、と。何よりも奏多先輩という食えない不思議な存在。楽しみなラブコメの開幕だ2020/10/17
げんごろう
28
『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』が好きだったので九曜先生×フライ先生コンビの復活に心踊りました。甘々なラブコメとは一線を画すちょっぴりビターな本作の作風も個人的には好みですし、巻末の佐伯さん番外編も面白かったです。なんだったら本編に登場してくれても良いんですよ?(笑) ラブコメとしてはこれからが本番な感じですし、次巻も楽しみです!2020/10/08
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