内容説明
水族館飼育員への取材をもとに書き下ろされた、ペンギン・エンタメ小説!新人公務員・菅原信二が配属されたのは、山形県庁商工観光部。小さな村の村おこしのために発足した水族館建設チームに、研修も兼ねて所属することになるが、難題ばかりが降りかかってくる。予算も人手も不足しているうえ、別施設から預かったペンギンたちの世話まですることになり…!?笑って泣けるペンギン水族館の物語。
著者等紹介
上村佑[ウエムラユウ]
1956年、東京都生まれ。國學院大學文学部中退後、コピーライター、ゲーム制作、キャリア・コンサルタント等を経て、2006年に『守護天使』(宝島社)で第2回日本ラブストーリー大賞大賞を受賞。『守護天使』は2009年にカンニング竹山主演で映画化され話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やも
56
日本ラブストーリー大賞受賞作品らしいけど、恋愛要素はちょっぴりだけの、山形が舞台のお仕事小説だった。主人公の信二は赤川村の過疎化をくい止めるため、起死回生を狙って水族館を作るアイディアを出す。目玉商品は「空を飛ぶペンギン🐧」。資金面、市民の納得、ペンギンたちの獲得方法、若者の定着、地域活性化…。問題は山積みだ💦かなり都合よくストンストンと問題を解決していくライトな作品。けれど夢がある✨ペンギンが空を飛ぶだなんて、ステキじゃん💕クラネタリウムと共に山形活性化への起爆剤に本当になったら面白いな🔥★32021/12/06
BlueBerry
38
村興し物とかは割と好きなのでスムーズに読めました。2013/12/07
かおりんご
22
小説。さらさら読めてしまう。お母さんのくだり必要だったのだろうか。ペンギンは好きだけど、水族館も好きだけど、もう少し水族館立ち上げのことを書いて欲しかったな。2020/08/07
waqwaq
17
一念発起の村おこしでペンギンが空飛ぶ水族館を作るというお仕事小説。そして、ひたすらペンギンが可愛く、ペンギンを愛でるお話でした。奮闘しながら水族館オープンまでこぎつける所は夢や理想に溢れているなと思いました。読みやすくサクサク話が進むという印象。少し話が浅い印象も持ったので、欲をいえばもう少し人物の内面の描写や水族館の仕事の実情などがあると物語に深みが増す気がしました。読むきっかけは舞台が地元山形だったという事です。正直山形という要素はあまり必要無かったかなとも思いましたが。水族館に行きたくなりました。2013/10/19
pom*
16
故郷の村を守るための、ペンギンを目玉とした水族館の建設プロジェクトチームに加わった主人公。キャラクターや設定は良いのに、さらっと進みすぎて不完全燃焼のまま終わってしまい残念…。ペンギンが可愛くて癒されました。2016/02/21
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