内容説明
2013年3月15日、安倍総理はTPP交渉参加を正式に表明した。「交渉参加」は「事実上の参加」を意味する。TPP参加はGDPを3兆2000億円押し上げるという政府統計がある。しかし、著者によればこの数字はデタラメであり、TPPにはデメリットが多く、日本という国家、国土を崩壊に導くという。いったい何がヤバいのか?我々の生活はどうなるのか?TPPは13年10月での合意を目指して交渉が進められることになる。
目次
第1章 TPPとアメリカの思惑
第2章 民主党政権下のTPP
第3章 TPP交渉参加表明のウラ側
第4章 犠牲にされ続けた日本の農業
第5章 TPPで日本はこうなる
第6章 TPPと日本農業の両立はあり得ない
第7章 国会でどのように議論されたのか
著者等紹介
小倉正行[オグラマサユキ]
1976年、京都大学法学部卒。日本農業市場学会、日本科学者会議、各会員。現在、政策秘書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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