内容説明
教育改革の本丸であるにもかかわらず、いままでほとんど語られなかった教育委員会。その真実の姿を知っている者は、ほとんどいない。いじめ、自殺、体罰の裏には教育委員会の姿があった。教育委員会の組織、権力、構成員から政治との関係性まで、とことん追及した、教育委員会の本当の姿がわかる一冊。
目次
第1章 教育委員会が隠蔽してきた不祥事の数々(“教育委員会の顔”とも言われる指導主事とは?;人事主事・管理主事とは? ほか)
第2章 学校現場の不祥事を生み出す教育委員会の組織体質(三重県教育委員会の御用組合と化した組合組織率全国最高の三重県教職員組合;戦闘的教職員組合は絶滅危惧種日教組が教育を支配しているというデマ ほか)
第3章 教育委員会の実態に迫る(誰もが知っているのに誰もが知らない組織;教育委員会発足の経緯 ほか)
第4章 私学行政が私立学校を無法地帯にする(私立学校と教育委員会;都道府県知事が所管する私立学校のアタリ、ハズレの大きさ ほか)
第5章 良識のある教育委員会関係者の声(「角田さんのような人が頑張ってほしい。自分には限界がある」東京都教育委員会管理職;「問題が起これば必ず学校現場に赴きます」東京都清瀬市教育委員会指導課長 ほか)
著者等紹介
角田裕育[スミダヒロユキ]
1978年、神戸市生まれ。兵庫県立東神戸高等学校(定時制)中退。兵庫県庁職員、新聞配達員、書店員、業界紙記者、合同労組青年部長などを経て現在フリー記者。主に週刊誌・月刊誌等で政治経済問題をはじめ、労働問題、教育問題、宗教問題、司法問題といった社会科学・人文科学系のテーマをほぼ全般に手掛ける。中でも労働・経済問題として扱ったコンビニ・フランチャイズ問題に強い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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