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講談社+α文庫
毒になる母―自己愛マザーに苦しむ子供

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816229
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0111

出版社内容情報

母親はどうして、こうもあなたをくるしめるのか? 永久不幸連鎖から逃れるすべはあるのか?内容紹介

「私の不幸はお母さんのせい?」
──自己愛が強すぎる母親の束縛から逃れ、真の自分を取り戻す。
◆「母親の自己愛度を知るチェックリスト」付き。
◆「回復のための5つのステップ」付き。

自己愛の強い母親に育てられ、欠落感を抱え、愛されているという実感を持てなかった〈自己愛マザーの娘〉である著者から、同じ悩みに苦しむあなたへ──

〈自己愛マザーの特徴〉
共感と愛情が示せない/世間体のイメージがすべて/娘の気持ちはおかまいなし/他人に嫉妬する

〈自己愛マザーの娘の特徴〉
自分はダメな人間だと思う/心に穴があいたように感じている/頑張りすぎるか、自己破壊的/人に愛されないと思いこんでいる

・自己愛マザーは、なぜ娘とのきずなを求めないのか?
・娘が自己愛マザーに苦しんでいた時、父親はどこにいたのか?
・自己愛マザーとの関係が、娘の恋愛関係に及ぼす影響とは?
・どうしたら、ほんとうの自分が見つけられるのか?
・どうすれば、自己愛の連鎖を断ち切れるのか?
・母親を赦すのか、赦さないのか?

傷ついた娘たちが自尊心を取り戻し、母親との分離を果たし、自分自身の人生を歩んでいくための「5つのステップの回復プログラム」やアドバイスが満載の書!

はじめに
第1部 自己愛マザーのなにが問題か
1 あなたが背負っている重荷
2 母と娘の「空っぽの鏡」
3 母親の自己愛の特徴
4 父親の姿はどこに?──自己愛マザーが支配する家庭
5 イメージがすべて──可愛い顔でにっこり笑いなさい
第2部 自己愛マザーの娘たち
6 わたしは必死に頑張った!
7 必死に頑張って、なんの意味があるの?
8 恋愛関係におよぼす影響
9 助けて! わたし、母のようになりたくない!
第3部 回復の5つのステップ
10 回復のステップ1 どう見えるかではなく、どう感じるか
11 回復のステップ2 母親から心理的に分離する
12 回復のステップ3 ほんとうの自分になる
13 回復のステップ4 母親とどう向きあうか
14 回復のステップ5 自己愛の連鎖を断ち切る
訳者あとがき


キャリル・マクブライド[キャリル マクブライド]
著・文・その他

江口 泰子[エグチ タイコ]
翻訳

内容説明

とにかく「自分が一番」。世間体が何より大事で、娘の気持ちはおかまいなし―そんな自己愛の強い母親に束縛され続け、大人になっても心に深い傷を負う娘たち。自己愛マザーの連鎖を断ち切り、上手に離れる方法を教えます。

目次

第1部 自己愛マザーのなにが問題か(あなたが背負っている重荷;母と娘の「空っぽの鏡」;母親の自己愛の特徴;父親の姿はどこに?―自己愛マザーが支配する家庭;イメージがすべて―可愛い顔でにっこり笑いなさい)
第2部 自己愛マザーの娘たち(わたしは必死に頑張った!;必死に頑張って、なんの意味があるの?;恋愛関係におよぼす影響;助けて!わたし、母のようになりたくない!)
第3部 回復の5つのステップ(回復のステップ1 どう見えるかではなく、どう感じるか;回復のステップ2 母親から心理的に分離する;回復のステップ3 ほんとうの自分になる;回復のステップ4 母親とどう向きあうか;回復のステップ5 自己愛の連鎖を断ち切る)

著者等紹介

マクブライド,キャリル[マクブライド,キャリル] [McBride,Karyl]
Ph.D.―公認心理療法士。結婚および家族問題のセラピストとして25年以上の経験を持つ。過去17年にわたり、自己愛の強い親に育てられた子どもたちの調査・研究にたずさわっている。コロラド州デンバー在住

江口泰子[エグチタイコ]
法政大学法学部卒。編集事務所、広告企画会社を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

15
現実には「ロクでもない親」なんていくらでもいるが、今でもアメリカでは「正しい家族の在り方」という幻想がまだ一定の強度を保っているのだろうか。自分の親の事は、今から振り返って理性ではそれなりに理解はするが、欠落を癒すためには改めて感情を解放する必要があるという著者自身が相当こじらせちゃってるように思えた。今さら自分の中に「理想の母親」のイメージを強く持ってよく話し合うとか、想像するだけで吐きそう……。2016/03/29

しみず

5
そう、毒親を持つ私にとって一番つらかったのは、「母親は素晴らしいものである」とかいう幻想だった。「じゃあ、私の母親は本当は素晴らしい人だけれど、私が相手だとそれが発揮できないのね? 私が悪い子だからなのね」ってね。そうではなかったと思えただけでも、大分救われました。それに、間違いなく、自己愛の傾向は祖母の方が酷かった。母は加害者で、被害者だったのね2016/10/06

コウ

3
母親を責める本ではないとあったけど、なかなか辛辣な内容でした。3分の1当てはまるくらいなら、まだセーフ?私の母は、娘の部屋を勝手に模様替えし、遊びに出掛けるとタクシーで迎えを寄越すような母親でした。私は母に対して、産んで育ててくれた事には感謝し、同時に捨てられた事には憎しみを抱いてる。大好きと大嫌いが奇妙に共存してる。親しい友人が「俺は彼女が大好きだけど結婚できない。親父がDVだから、何処かで俺もそうなるんだろうと思ってしまう。」と。私から見たら絶対そんなことないのに!と思う反面、私も同じ事を感じてる。2016/01/23

香菜子(かなこ・Kanako)

2
自己愛が強すぎて自分勝手な自己愛性人格障害の母親について書かれた本。自己愛の強すぎる母親は、過干渉や無関心で子供をダメにする。 2017/01/31

olive

0
極端な例は別として、どんな親も自分を優先してしまってる部分は多少はあると思うな。でも、母と娘の幼少期の関係が、その後の娘の人生に大きな影響を与える事は、納得。色々と考えさせられました。2016/05/27

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