内容説明
杜の都、仙台。この町を愛してやまない、自称・仙台ナンバーワンギャル麻佑(18)が、ひょんなことから得た職業は“キャバ嬢”だった。とある事件を解決するため、短期のアルバイト感覚だった麻佑と、その親友・朝美は夜の世界の奥深さ、難しさを知り、徐々にキャストとしての自覚を持ち始める。破天荒な麻佑の恋の行方は?そして次々と舞い込む事件の、意外な黒幕とは―!?大型新人、堂々のデビュー作。2013年第8回日本ラブストーリー大賞隠し玉作品。
著者等紹介
小林ミア[コバヤシミア]
宮城県生まれ。六本木のクラブ勤務を経て現在はフリーライターとして活動中。『キャバジョ!』が2013年第8回日本ラブストーリー大賞隠し玉作品に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Artemis
7
レッテルを張ることはよくある。そこに該当する人が全員それに当てはまるわけではないのに、”〜だから、〇〇だ”のように決め付けられることは無意識にみんなやってしまいがち。概要を理解する意味ではそういう概要を知っておくことは必要だけど、そこに所属する人みんながそうだと思い込んでしまうのはリスクが高い。結局相手を理解することは、個人によるものだから、相手の本心を完全に理解することができなかったとしても、わかろうとすることが人間関係には大事なんだと思う。2016/12/10
百太
6
仙台国分町 たまに行きます! つまんない訳じゃないけど微妙にバランス悪い作品だなって印象でした。おしいって感じ。2015/07/24
melon
3
マユみたいな子って、女子にも男子にも好かれるタイプ。一本筋が通っていて凄い好きな主人公だった。2013/12/13
nkwada
2
仙台を舞台にやんちゃなお姉さんがキャバクラで働きながら巻き起こすドタバタ友情コメディという感じだが、キャバクラ感が少なく作品として物足りないかな。2024/03/22
さんつきくん
2
【再読】 仙台出身。仙台市の繁華街・国分町でキャバクラ嬢として働いた経験を持つ著者が記した、リアルでドタバタしたキャバクラエンタメ小説。主人公麻佑は新人。ルックスと天性のキャラで徐々に人気を集めていく。もちろん一筋縄ではいかない。醜いレ○プ犯を懲らしめ暴れたり。薬の密売事件に絡まれたり。薬物中毒の男に危機感を抱いたり。ネットに中傷記事、書かれたり。キャバ嬢であるが故の悩みも描きつつ、明るい麻佑と朝美のコンビが活躍する物語が痛快!続編希望!2015/01/25