宝島社文庫
冲方丁 公式読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800207081
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0193

内容説明

本屋大賞、吉川英治文学新人賞などを受賞し、映画も大ヒットした『天地明察』、山田風太郎賞を受賞した『光圀伝』など、活躍を続ける作家・冲方丁を完全ガイド!山田風太郎賞受賞記念インタビューに加えて、天野喜孝との対談、単行本未収録エッセイ、全作品紹介とデビューからの軌跡を網羅。さらに『天地明察』のもととなった小説『日本改暦事情』を掲載。冲方丁のすべてを圧縮した一冊。

目次

『天地明察』の源流!日本改暦事情
第1章 光圀伝 その先へ(山田風太郎賞受賞記念スペシャルインタビュー;『光圀伝』作品ガイド ほか)
第2章 『天地明察』(冲方丁自身が作品について語るUbukata’s Voice;『天地明察』作品ガイド ほか)
第3章 「マルドゥック」シリーズ&「シュピーゲル」シリーズ(ふたつのシリーズはいかにして生まれたのかUbukata’s Voice;充実のシリーズガイドとキャラクターガイド)
第4章 冲方丁全仕事(ロング・インタビュー冲方丁がデキルマデ―幼少時代から『天地明察』までを語る;著者解説付き全作品ガイド1996→2012 ほか)

著者等紹介

冲方丁[ウブカタトウ]
77年生まれ、岐阜県出身。96年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞・金賞を受賞し、デビュー。03年に『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞を受賞。また、09年に発表した『天地明察』では第7回本屋大賞、第31回吉川英治文学新人賞などを受賞。さらに12年には『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

25
冲方丁公式の読本(そのまま) 光圀伝までの全作品紹介と、連載開始直後のはなとゆめの話題。自分にとっても、hotな話題も多数。天地明察の元作、「日本改暦事情」は、後作を思い出しながらとても楽しめた。 冲方先生は、「魅力的なキャラクタが際立つ作家」というイメージ。関孝和、林読耕斎、ベルウイング。好きなキャラクタは、時間を経ても実に鮮やか。 そして、衝撃的だった先生の震災体験記。閉塞性にさいなまれる状況は、胸が締め付けられた。 「外は雪。空を見て絶望感に襲われるというのも初めての経験だった」2013/11/13

不羈

7
ま、予習/復習にはなる。 好きな作家さんのは、改定版でも何でも読まずにはいられない性。2013/02/28

akinbo511

6
短編もインタビューも、読んだことのあるものもたくさんあったけど、何度読んでもおもしろいので飛ばさず全て読んだ。冲方作品は、主だった小説しか読んでいないので、マンガやゲームは別として、ほかの小説も読んでみたくなった。それにしてもマルドゥック・アノニマスは、いつになったら読めるのだろう。 2013/03/28

morelemon

1
冲方丁という人物を知るには最適かな。インタビューや作品解説などがを読んでいると他の作品を読みたくなりました。アノニマスもいいけどずっと待っているシュピーゲルはいつになったら読めるのだろう・・・2013/05/17

kiki

1
私は天地明察と出会い、初めて時代小説の面白みがわかりました。その作者は冲方丁。この人となりを知りたいために読みました。素晴らしい本を書く人は幼いころから様々な興味と鋭い感覚を持った人だと思う。時間を大切にして生きていることもわかった気がする。私は純粋数学を好んで学ぶようになり、大学まで研究をし、今も少なからずともそれを活かした職に就いており満足していた。しかし、冲方丁の考え方生き方を知ることにより、自分の得意分野である数学を活かしてまだ社会貢献できる道があるとわかり、密かにその道へと一歩を踏み出しました。2013/03/03

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