内容説明
2012年、最下位からスタートし、原監督の1億円不倫恐喝報道に襲われた巨人が、なぜ中日・ヤクルトを突き放して日本一に?コーチ経験ゼロの栗山監督・日ハムが、なぜ強豪ソフトバンク・西武に勝った?阪神・広島はなぜBクラスに低迷し続ける?現場を混乱させるフロントの派閥・内紛、監督・コーチ人事、選手起用に影響与えるOB・大学閥。12球団の番記者がオフレコメモ解禁。
目次
第1章 2012年プロ野球“あの事件”の真相(ジャイアンツを日本一に導いた「球団改革」を止めてはいけない!清武英利元GMが語る「常勝巨人軍の敵はナベツネ巨砲主義」;覆面番記者座談会「球界地獄耳」1 スポーツ紙が書かない2012年プロ野球“オフレコ解禁”ニュースShow)
第2章 プロ野球を動かすウラ人脈の世界(原ファミリー、星野ジャパン、野村門下生から落合一家まで!江本孟紀の球界ウラ人脈講座;覆面番記者座談会「球界地獄耳」2 球界人脈で暴く「黒い事件」の真相;球界の“野良犬”がぶっちゃける!愛甲猛「監督候補のスター選手にはコーチだってゴマをするんです」 ほか)
第3章 覆面番記者座談会12連発!セパ12球団「派閥&内紛」相関図(読売ジャイアンツ;中日ドラゴンズ;東京ヤクルトスワローズ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YOS1968
12
いわゆるゴシップものである。プロ野球好きにとっては痛し痒しの話が続いているが、俯瞰してみると、プロ野球界というのは大きなマーケットでもあり、多くの人の視線に晒されている。その見えている部分以外にも人の興味関心があるということか。やはり日本のプロ野球は大きな企業による興業の域を出ない。スポーツ文化として根付かないことをもどかしく思う。メジャーや、地域に根差したクラブチームとしてのサッカーが正しいとは思わないけれど。2012/12/28
Yスキー
7
これはおもしろい!2012年開幕前の情報なのに、あまり色褪せてない。プロ野球界への創価学会の食い込み用にびびった。岩隈は知ってたけど、まさか愛甲猛まで。。オッチも昔は信者だったみたいだねー。 監督、コーチの退任理由も、なるほどなーと思う部分があった。野球好きにはオススメです。2014/09/03
くりのすけ
6
真偽のほどまでは定かではないが、いわゆるプロ野球の人間関係にまつわるゴシップもの。普段の紙面やニュースでは見えてこない学閥や球団での先輩・後輩の関係までを網羅している。 やはりプロ野球ってなんだかんだ言っても巨大なマーケットなんだと改めて認識。2013/12/04
カニック
4
数年前の本なので情報が古いですが、プロ野球好きには十分楽しめる内容です。2016/11/27
SA
1
大学の派閥はデカいんだな。2012/12/10