内容説明
廃刊寸前のオカルト雑誌「アーバン・レジェンド」の編集長・岩波美里は頭を悩ませていた。謎の殺し屋を追った「死神」特集が大コケした責任を問われた彼女は、新しい題材を探すようライターの陣内に命じる。ネットで話題になっている呪いの映像の真相を追い始めた陣内は、恐ろしい人類滅亡計画に辿りつき…。「死神」に狙われながらも計画を防ごうと奮闘する陣内と天才投資家の本宮の運命は。
著者等紹介
七尾与史[ナナオヨシ]
1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『死亡フラグが立ちました!』で2010年7月にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
223
KGB48には吹きました。ノストラダモス云々は続編(陣内と本宮が出会う前の話?)を読めということなのでしょうね、本宮同様ちゃっかりしてますよ著者は・・・・・。2017/08/18
忠犬じろレポ
174
本宮の超人ぶりはかわらず。今回の敵は魔女。コメディ時々ミステリーですね。残念ながらトリックを見破る事が出来ませんでしたが、笑わせてもらいました。サブタイトルの「カレーde人類滅亡!?」がどの様に、展開するのか気になりましたが、ああなるほどね。 次回作があるならば編集長を岩波美里を絡めてほしいですね。大爆笑間違いなし。あっミステリーも少しは取り入れて。(^^; 死神も捕まらなかったんですね。魔女とは相性が悪いようですが。(^^)2013/05/30
ちょこまーぶる
150
一作目に続いて、とても面白くて読み進めながら、次が気になってしかたがない一冊でした。ただ、副題のカレーが絡むシーンが少な過ぎて、もう少しカレーに関するドタバタがあった方が、一層ページを捲るスピードが早かっただろうな?という思いはありますね。一作目のバナナは、もっと登場していたと思います。それにしても、作者の方の読者を引き付ける文章力は流石ですよ。このシリーズはまだまだ続くのでしょうかね?次も読んでしまうことは間違いないですね。2015/12/27
chiru
129
死亡フラグシリーズ② 4流編集者と天才投資家の脱力系ふたりが、AI「ケビくん」とタッグを組んで敵と対決。今回立ち向かうのは妊婦を狙う『呪いの映像』と、密かに進む人類滅亡計画。真面目な事件と不真面目な関係者のミスマッチな会話がナイスで、あくが強いのにマイルドなふたりと、尖った女編集長のキャラが可愛い!! 今回の“カレーフラグ”は“福神漬フラグ”の脇役という感じなのも可笑しかった! オカルトで始まりアクションで終わるという、突っ込み所が満載なのも好み! 今回も楽しかったです! ★42019/11/28
sk4
123
KGB48の万田万子www 美妊婦のミタwww 警視庁が300億円投入して作り上げた警察版エシュロンこと検非違使くん曰く〈KGB48の前向アツ子のスリーサイズは80 75 80です〉ってwこれはもうコミックですw 今回も死神との対決があって面白かった。みなさんおっしゃるように、カレーがここまで活躍するとは私も想像だにしませんで、題名の叙述トリックはミステリーを超えて、もはや詐欺? それにしてもエブリデーの呪いは怖かったな。なんか「エブリデー」って口にするのリアルに怖いですw 【毎日がエブリデー】2013/03/08
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