内容説明
川名瞭子44歳、大手損害保険会社勤務。一昨年、課長に抜擢され、生涯独身生活の楽しみ方もわかり始めた矢先に、彼女の前に現れた沢島紘。彼は瞭子の部下で社会人3年目の24歳。猛アタックにほだされ、人には言えない秘密の交際をスタートさせた瞭子だが、年の差を気にする彼女と、それを埋めようともがく紘の思いはどんどんすれ違い―。「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作家待望の第2作。
著者等紹介
沢木まひろ[サワキマヒロ]
1965年、東京都生まれ。青山学院大学日本文学科卒業。2006年『But Beautiful』で第1回ダ・ヴィンチ文学賞優秀賞を受賞、2012年『最後の恋をあなたと』(宝島社)で第7回「日本ラブストーリー大賞」の大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう☆
76
瞭子44歳は部下で24歳の紘から猛アタックを受け秘密の交際スタート。だが移動で同じ職場になった並河が元彼と紘に言ってない。紘は蒔田に好意を寄せられるもちゃんと拒否している。年の差を気にする瞭子、それを感じないように一生懸命な紘。並河と並ぶ瞭子、蒔田と歩く紘。お互いがそれを見て自分たちよりもお似合いと感じる複雑さ。不安はなくならない、慣れるしかないのだと。お互い好きで好きでたまらないのに、どうしても埋められない年齢差に苦しむ。そして紘の転勤。やがて二人は…。あーやっぱりそうきたかぁ。瞭子視点なので虚しさや→2023/07/24
えりこんぐ
46
主人公と同い年の私。20コ下の彼なんて羨ましいを通り越してファンタジーかな?の設定。いや、やっぱり羨ましい!笑 乗り越える事も盛りだくさんだけど応援したい。続きも楽しみ。【積読69】2022/08/25
Satomi
45
キャー♪アラフォー女子には夢のようなラブストーリー(≧▽≦)主人公は大手損保会社の課長、暸子44歳。暸子の恋人は部下の絋24歳。20コ下の男の子の愛情が超情熱的♪イイわ~♪胸キュン♪主人公は私自身、20コ下の男の子は山田涼介くんで脳内変換…笑。妄想を楽しみました~♪カサカサに乾いた心身がほんのりと潤ってくるような夢見心地でありながら刺激的な一冊にニヤニヤ♪2015/06/19
YAKO
38
20歳差、しかも女性が上って、現実はなかなかなさそうな😅💦 だから本なのだと言えばそうなんだけど、なかなか気持ちが入り込めず😓 次作あるけど、さて読もうか、どうしようか🤔2020/05/24
ヒロ@いつも心に太陽を!
38
同じシチュでも五十嵐先生の『年下の男の子』では主人公が14歳年下の男子に言い寄られてたが、こちらはその上をいく20歳差(゚□゚*)!!44歳になったとき24歳に言い寄られてつきあえるかって想像してみたけど私には無理…絶対に女の方が不安抱えるし。まぁ好きになったら年齢関係ないとか言われたらそれまでですが。というわけで読み物として面白かったけどきゅんとは来なかった。それより 「私、男は顔で選ぶんです。女は化粧でごまかせるけど、男の顔にはけっこういろんなもの出てますから」という蒔田めぐみがお気に入り(*^m^*2014/03/20