内容説明
イゼルローン回廊を戦場にした「回廊の戦い」は、“不正規隊”に埋めようもない大きな損失を与えることになった。しかし、その悲しみを乗り越え、彼らは「イゼルローン共和政府」の樹立を宣言。民主共和制の種を残す決意を示す。一方、銀河帝国ではふたたび皇帝暗殺未遂事件が発生。犯人は“ヴェスターラントの惨劇”で家族を喪った男だった。衝撃を隠せないラインハルト・フォン・ローエングラムにヒルデガルド・フォン・マリーンドルフが寄り添う。そんななか、帝国の重臣が謀叛を企てているとの噂が流れ、幕僚たちに緊張が走る―。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年10月22日生まれ、熊本県出身。1978年に第3回幻影城新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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