内容説明
ラインハルト・フォン・ローエングラムは、「銀河帝国正統政府」なる旧勢力と、それを支援した自由惑星同盟を討つべく「神々の黄昏」作戦を発動した。フェザーン自治領を制圧し、自由惑星同盟領に艦隊を進めた銀河帝国軍は、敵の首都星ハイネセンに向けて進軍を開始する。ハイネセンからの訓令を受けたヤン・ウェンリーは、イゼルローン要塞の放棄を決定する。それは逃げるためではなく、起死回生の一手を打つためだった。アスターテ会戦、アムリッツァ会戦と続き、三度ぶつかるラインハルトとヤン。果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのか―。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年10月22日生まれ、熊本県出身。1978年に第3回幻影城新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
65
”最善を尽くしてもだめなものはだめ、手の届かない場所のことをいくら心配しても手は伸びぬ、やりたい奴にまかせるのがいちばん”by ヤン・ウェンリー 中国でも流行ったんですねこのシリーズ 10巻シリーズの52021/10/11
ちゃちゃ
13
半分まで来ました。居ないのに、さらに存在感が増すキルヒアイス君。ラインハルト様は、これから先も、どこまで行っても1人ぼっちなんだろうなあ。ヤンは楽しそうだし、もう、ここが最終回でもいいです。2020/05/17
さとみん
8
表紙と帯と口絵につられて購入。巻末インタビューがとても楽しい。「悪いもの食べた」に笑ったけど、そんな疑いを持つのも分かるあの人の変貌ぶりは銀英伝の面白さの一つ。某政治家については好感を抱く人は少ないだろうが、あの人を選んだのは同盟の有権者なのだ。この辺りが今読んでもリアルなのは作者がすごいのか、私たちが変わらなさすぎるのか…。ノイエもせめてこの巻までやってほしい。2018/08/23
なつりか
5
★★★★⭐2021/07/25
中島直人
4
(図書館)読了2019/12/25