- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > マニア
- > マッグガーデン MGC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
28
先に『三日月とネコ』を読んでいて、この作者はきっと熊本地震を経験したんだろうな、と思っていたらこの本に行き当たった。想像以上に過酷な状況が描かれていたけど、同時にそんな状況下でも、赤の他人を思いやれる人の優しさも描かれていた。きっと、その真逆のこと、人間が嫌になるようなこともたくさんあっただろうし、描かれている場面の外で、更に過酷なこともあったろうけど、この作者は基本的に、「あったかかったこと」を書こうとするんだろうな、と思った。2025/01/13
喪中の雨巫女。
11
《私-図書館》同じ区で私も震災に遭った。私は、実家にしばらくいたため、避難所には、いかなかった。実家も同じ区。 自宅は水もガスも、集合住宅のため、復旧に時間がかかった。2017/08/12
景
5
Twitterの紹介で気になって買ってきた。10ヶ月前のあの夜を思い出した本。幸いうちはライフラインの復旧は早かったものの、それでも電気の復旧までには一日かかった。水はすぐ出たけど。なので水くみとかの苦労は経験してないんだけど、でもリアルにあの10ヶ月前を思い出す。正にこんな感じって。でもどんなに被災してたってお腹は痛くなるしお腹も空くものなのよね。うちのひさいめしはおにぎりだったっけ。ほんとカセットコンロは必須だよ。2017/02/16
アズサ
4
生活を整えたい。万が一にも少しでも備えたい。とても考えさせられる。友人の体験談の子どもたちの話もグッときた。2023/04/13
ミズカ
4
「心と体がまいっている時は、とにかく温かいものを」。4月の夜はまだまだ冷えるだろう。豚汁やチゲ鍋、不安な時のほんの少しのインスタントみそ汁、とにかく美味しかっただろうなと思う。そう思うと避難所でおにぎりのみが続く、というのはどれだけしんどいだろうとも思う。自分に「もしも」が降りかかった時、その時でも自分の力や持っているものを身の回りの人に分けることが出来るか?つい抱え込みたくならないか?「その時」になったら理屈抜き、になるんだろうけれど、有事の時の覚悟は常にしておきたいと思う。2018/05/27