目次
01 先生の指導力を上げるメンタリズム(子どものうそや本音を見抜くための仕掛け;コミュニケーションを有利にする非言語情報 ほか)
02 子どもの問題行動を解決するメンタリズム(けんかをしている子どもを仲直りさせる;価値観の差を理解して、男女間の問題を解決する ほか)
03 子どもの力を伸ばすメンタリズム(子どもの褒めどころを知り、口コミで広げる;子どもからの信頼感や親近感を高める褒め方 ほか)
04 家庭やしつけに関わるメンタリズム(自己コントロール能力が子どもの未来を左右する;子どもの自制心を育成する心理的、物理的アプローチ ほか)
05 メンタリズムお悩み相談室(授業で全員の子どもに発表させたい;子どもに約束事を守らせたい ほか)
著者等紹介
DaiGo[DAIGO]
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。TV番組へ出演多数、著書は累計70万部突破のベストセラーに。外資系企業の研修や、コンサルティング、教育誌の連載なども手掛ける。ビジネスやコミュニケーションに使える心理術を無料公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anco
23
心理学や経営学の知見から考えられる指導方法とその根拠が書かれていました。人間は細かい1点を指摘されることで、全体を見られていると錯覚しやすい。本人も気付かないような細かいところを褒める。社会的証明、自分と似ている対象にほど影響を受けやすい。独りぼっちの子どもが声をかけ、集団の中で遊ぶことができるようになるものや、いじめっ子が自分の非に気付き、学級のリーダーになっていくもののような映像みせる。返報性、子どもを叱るにはまず先に相手の言い分を聞く。何でしたかを聞く。注意するときは即時性、厳格性、一貫性が大切。2016/05/25
純子
22
え?こんなん書いとるん!?本屋さんでががぁーっと立ち読み。ほうほうと頷けるところ多し。教員の多忙な生活を応援したい!という気持ちで書かれていて、5分のスキマ時間ででも読んで!というわかりやすく簡潔な1冊だった。子どものよいところをクチコミで伝えるというのは心がけている。先生が誉めてたよと聞くのは嬉しいものだよね。教室整備係というのを作っていたけれど、教室デザイン係の方が確かに楽しそうだな。先日読んだコクヨの人の本にも、会議室をソクラテスと呼ぶ会社が紹介されていた。ネーミングって大事なんだな。2018/02/22
AKO
13
DaiGoが学級経営!?と興味本位で読み始めたけど、おもしろかったし、勉強になった。他分野・他業種の知識や事例を生かすことは、やるべきこと。子どもであろうと大人であろうと相手が人であることに変わりはないから、ビジネスでも教育でも共通することはいろいろある。だから、幅広い知識を身につけたいと思う。すべての知識は教育に生きる。逆に、教員以外がこの本を読んでも、何かに生きると思う。2017/01/22
ひじり☆
12
あとがきにものすごく教員に対する誠意を感じて好感をもった。気づかぬうちに使っているものもあり、その意義を客観的に理解することができた(*^^*)2016/07/19
ひじり☆
10
君がいなくては困る!というジグソー学級作り、チャレンジカードでゲーム化した、短期目標クリア型のシステム作りをしてみよう。ウィンザー効果で遠回りにじわじわ誉める。期待しているよ!ピグマリオン効果活用!返報性で先ず聞いて、聞かせる。2016/09/16