内容説明
フィラデルフィア管弦楽団とカーティス音楽院で語り継がれる音楽作りとフレージングの極意を詳しくかつ分かりやすく大胆に解説!フィラデルフィア管弦楽団の伝説的首席オーボエ奏者でカーティス音楽院教授だったマルセル・タビュトー。その孫弟子であるシカゴ交響楽団首席ファゴット奏者デイビッド・マクギルが、タビュトー考案の指導メソッド“ノート・グルーピング”の神髄を理論的にまとめた音楽表現の必読書!
目次
第1部 ひとつのスタイルが生まれた
第2部 音楽とは何か?
第3部 音符グルーピング
第4部 全体像を見る
第5部 息の使い方
第6部 論争
第7部 職業
第8部 探求
付録1 推奨録音
付録2 研究資料
付録3 切るべきか切らざるべきか?
著者等紹介
マクギル,デイビッド[マクギル,デイビッド] [McGill,David]
グラミー賞を受賞したバスーン奏者で、北米メジャー・オーケストラに数えられる3つの交響楽団―シカゴ交響楽団(1997~2014年)、クリーヴランド管弦楽団(1988~1997年)、トロント交響楽団(1985~1988年)―で首席バスーン奏者を務めた。2014年以降はアメリカ合衆国イリノイ州にあるノースウエスタン大学でバスーンを教えている。フィラデルフィアの名門カーティス音楽院でソル・シェーンバックにバスーンを、ジョン・デ・ランシー(オーボエ)とジョン・ミンスカー(イングリッシュ・ホルン)に音楽のフレージングを学び、学士号を取得(1985年)。ソロと室内楽の録音が多数ある
杉江光平[スギエコウヘイ]
1975年、神戸市外国語大学(外国語学部英米学科)卒業。1975~2018年、園田学園中学校高等学校に英語科教員・吹奏楽部顧問として勤務。1984年より現代指揮法を青木邦雄氏に師事。2010年より指揮者・守山俊吾氏の薫陶を受ける。2011年7月、ブルガリア国立ソフィアフィルハーモニー管弦楽団ワークショップに参加、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を指揮(ブルガリア・ホール)してデュプロマ取得。国内ではウィンドオーケストラ「エスペランサ」(2011年)、ウィンド・アンサンブル奏(2013年、2016年、2018年)を指揮。2011~2013年、サイマル・アカデミー大阪校で英日翻訳を学ぶ。2015年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席トランペット奏者、ガボール・タルケヴィ氏による金管アンサンブル・クリニックの通訳を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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