出版社内容情報
音楽を生みだすにはどうしたらよいか。生みだす音楽を少しでもよい音で作り上げるにはどうするか。作曲家の仕事術があきらかに。様々な音楽作品が生まれる中で、カギとなる「音」。どれだけ「良い音」で音楽を作れるかは、メロディとともに重要だ。本書はどうすればその「良い音」を生み出せるのか、何をもって「良い音」とするのかを具体的に解説。各所に「ポイント」として、作り手が意識しなければならないキーセンテンスが大きくわかりやすく書かれている。また、プロの作曲家は仕事を引き受けた際、どのように作品完成まで仕上げるのか。どうやって「良い音」を探し、作り出すのか。その仕事術や創作過程も書かれている。例えば、ある美しい風景を見た瞬間のインスピレーションから音楽をどう生みだすのか。最初の音を探る過程から、作品を仕上げていくまでの気を付けたい点や注力すべき点などがプロ作曲家としての経験から述べられている。『耳コピ力アップ術』や『音を大きくする本』など、時代に左右されないロングセラーを出し続けている著者の仕事の様子がわかる本。
第1章:イメージを固める
1・作る曲を決める
2・作る曲を決めたあとで
3・サッと作ろう
第2章:システム作り~弘法も筆を選ぶ
1・環境を整える
ディスプレイ
マウスorトラックパッドandテンキー
MIDIキーボード
電源周りとケーブル
その他
2・機材を揃える~弘法筆を選ぶ~
音源の変遷~ピアノ音源を例に~
ソフト音
プラグイン・エフェクター
大規模システム導入のススメ
第3章:良い音の追~弘法筆を選ばず
1・良い音って何?
2・音源を実際の楽器と考えれば見えてくる
3・楽器別・入力のポイント
ギターやベース
ピアノ
ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器
フルートなどの管楽器
パーカッション
シンセサイザー
4・まとめ
第4章:実際の制作過程を見てみよう
まずはイメージ作りから
次は音源の選択
音作り
永野 光浩[ナガノ ミツヒロ]
国立音楽大学作曲科卒。尚美学園短期大学講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト研究員等を経て、現在、東海大学非常勤講師、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、八王子音楽院講師、国立音楽院講師。多くのテレビ番組のタイトル曲やCM 曲を創るほか、デパートや複合施設などの環境音楽、航空機内環境音楽等を作曲している。また、多くの作品集も出している。
内容説明
プロの作曲家は仕事をこう進める!良い音を出すために必要なこととは?どうすれば音がもっとカッコよくなるのか?どうすればもっといい音になるのか?初心者でもプロでも同じツールが使えるのに音が全然違うのはなぜか?…などの疑問に明解に答える。
目次
第1章 イメージを固める(作る曲を決める;作る曲を決めたあとで;サッと作ろう)
第2章 システム作り―弘法も筆を選ぶ(環境を整える;機材を揃える)
第3章 良い音の追求―弘法筆を選ばず(良い音って何?;音源を実際の楽器と考えれば見えてくる;楽器別・入力のポイント;まとめ)
第4章 実際の制作過程を見てみよう(まずはイメージ作りから;次は音源の選択;音作り)
著者等紹介
永野光浩[ナガノミツヒロ]
国立音楽大学作曲科卒。尚美学園短期大学講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト研究員等を経て、現在、東海大学非常勤講師、八王子音楽院講師、国立音楽院講師。多くのテレビ番組のタイトル曲やCM曲を創るほか、オフィスビルや商業施設などの環境音楽、航空機内環境音楽等を作曲している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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