音大生・音楽家のための英語でステップアップ―音楽留学で役立つ英会話50シーン (改訂版)

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音大生・音楽家のための英語でステップアップ―音楽留学で役立つ英会話50シーン (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799801574
  • NDC分類 760.7
  • Cコード C1082

出版社内容情報

英語で音楽について会話したい人のためのガイドブック。英語でレッスンを受けたり、コンサートを企画する音楽表現を収載。音楽独特の英語表現や英会話を学ぶ本。音楽レッスンの受講、コンサートの企画や開催、音楽での社会参加などを50シーンの英会話ストーリーから学ぶ。

アメリカに音楽留学をした主人公が、レッスンを受けたり、アンサンブルの練習を進めたり、演奏会を企画したり、音楽でコミュニティへの社会参加をしたりと、実際の留学シーンで出会う場面を再現。どういう英語表現をするのかを具体的に解説している。各シーン毎にテーマに沿った解説を入れたほか、巻末には英語の音楽関連用語集や図解による英単語集も収載。

単に英会話の参考書というだけでなく、世界的に広まりを見せる音楽家と社会との関わり方、また、音楽家として国際社会でどう行動していくかといった、音楽キャリアアップを考えながらストーリー展開が作られている。

音大生、音高生はもちろんのこと、音楽活動をしている方、音楽愛好家の方にも参考となる一冊。

2014年に刊行し、高い評価を得ていた旧版の英文を、より現代的で現実的な会話に即したものに修正した。

はじめに

あらすじ



Chapter 1 The first lesson

第1章 最初のレッスン

 1・How long have you studied music so far?

  日本ではどのくらい音楽の勉強をしたのですか?

 2・I like Glenn Gould’s performance.

  私はグレン・グールドの演奏が好きです。

 3・Do I need to memorize the piece?

  暗譜する必要がありますか?

 4・Did you play the piece as though you were singing it?

  歌うように演奏しましたか?

 5・What about the pedal?

  ペダルはどうしましょうか?

●コラム1 「英語」という言語について



Chapter 2 Accompanying the flute

第2章 フルートの伴奏をする

 1・Can you be my accompanist?

  伴奏してくれるかい?

 2・Will you play just as you would at the concert?

  本番のつもりで演奏してくれますか?

 3・It’s not good to listen to each other too much.

  お互いに聴き合ってしまってはうまくいきません。

 4・May we ask you to talk to the audience before you play?

  演奏の前に聴衆の方々にお話をしてくださいますか?

 5・Thank you for inviting us to perform today.

  今日は、演奏会に出演させていただき、ありがとうございました。

●コラム2 「英語」の音楽用語について



Chapter 3 At the party

第3章 パーティーで

 1・Thank you for listening to us play today.

  今日は、私たちの演奏を聴いていただき、ありがとうございました。

 2・This will be a good experience for me.

  いい経験ができそうだわ。

 3・It is very hard to play together tempo changes.

  テンポが変わるときがとても難しいんだよ。

 4・Don't young Japanese students go see Kabuki?

  日本の若い学生は歌舞伎を観ないのですか?

 5・We will play Akatombo, which means red dragonfly in Japanese.

  日本の歌「赤とんぼ」を演奏します。

●コラム3 言語と音楽の関係について



Chapter 4 Accompanying the cello

第4章 チェロの伴奏をする

 1・I’ve never improvised!

  即興なんてやったことがないわよ!

 2・My improvisation will probably sound more like Chopin.

  即興がショパンのようになっちゃいそうで。

 3・I get nervous very easily.

  私、上がり症なんです。

 4・I was too busy just following the complicated piano part.

  譜面が難しくてピアノ・パートを見るだけで精いっぱいだったわ。

 5・I am worried about the improvisation.

  即興がどうも心配だわ。

●コラム4 今日必要とされる「即興演奏improvisation」について



Chapter 5 A concert at an elementary school

第5章 小学校での演奏会

 1・I fell in love with music as my mother sang songs to me when I was little.

  私が音楽を好きになったのは、小さいころ母が歌を歌ってくれたからです。

 2・Does anybody have anything to say about the performance?

  演奏の感想を言ってくれる人はいますか?

 3・There are international students like me, not just from Japan, but from all over the world.

  世界中から私のような学生が来ているのよ。日本人だけじゃなくてね。

 4・How did you become so fluent in English?

  どうしたらそんなにうまく話せるようになったの?

 5・I realized that there is a lot I need to work on.

  反省することはたくさんあるのよ。

●コラム5 「新しい聴衆new audience」と「ティーチング・アーティスト」の仕事

Chapter 6 Some questions at the piano lesson



第6章 ピアノのレッスンでの質問

 1・I wasn’t sure if my performance was good enough.

  うまく演奏できたのか、自信がなくて。

 2・It is very important to feel the whole performance as one big line.・

  大切なことは、演奏全体を大きなラインとして感じることです。

 3・It is not enough to merely play the notes written on the music.

  楽譜にある音符をただ音にするだけでは、十分ではありません。

 4・We want to perform for those who are not able to go hear a concert at the concert hall.

  コンサートホールまで足を運べない人々にも、演奏を聴いてもらいたいのです。

 5・Simply put, to have a common mission.

  要するに、ミッションを共有することだよ。

●コラム6 音楽と社会のつながりについて



Chapter 7 Forming the Asian Trio

第7章 アジアン・トリオの結成

 1・Whatever the pieces we select, I want to reach out to the community.

  どんな曲であっても、私は社会に届けたいわ。

 2・You are suggesting that we engage them in the construction of the piece before they list en.

  聴く前に曲のしくみを体験してみるということね。

 3・Let’s start up our website.

  サイト作りからはじめましょうよ。

 4・Did you bring an Asian outfit to bring out the Asian image?

  アジアのイメージを出すために、アジアの衣装をもってきたの?

 5・We got an offer to perform.

  演奏のオファーが来たんだ。

●コラム7 「ポートフォリオ・キャリアportfolio career」について



Chapter 8 The first concert

第8章 最初の演奏会

 1・We should plan music that both the children and their parents can enjoy.

  親子で楽しめる曲を考えないとね。

 2・I want to play not only an accompaniment, but also a solo.

  私は伴奏だけでなく、ソロでも演奏したいわ。

 3・Do you think the kids can tell where the songs are from?

  子どもたちが聴いて、どこの国の童謡かわかるかな?

 4・I arranged this piece especially for you.

  僕が特別にあなたたちのためにこの曲をアレンジしました。

 5・We’d better think about our trio’s future.

  私たちのトリオの将来について考えないとね。

●コラム8 音楽とキャリアcareerについて



Chapter 9 The last lesson

第9章 最後のレッスン

 1・You need a good communication skills.

  お互いにコミュニケーションすることだと思います。

 2・Please try to stay awake until the end, if you can.

  できるならこと最後まで、眠らずに聴いてください。

 3・I couldn’t really bring out what I wanted.

  自分らしい表現ができませんでした。

 4・I learned to express myself and to play with my own voice and feelings.

  自分を表現して、自分らしい演奏ができるようになりました。

 5・A musician’s work has changed quite a bit since I was a student.

  私が学生だったころとは、音楽家の仕事の内容が様変わりしているね。

●コラム9 グローバリゼーションglobalizationとインターネットinternetについて



Chapter 10 Go forth, the Asian Trio!

第10章 はばたけ、アジアン・トリオ

 1・I think we should continue to work as a trio wherever the members happen to be.

  メンバーがどこにいても、トリオは活動を続けていくべきだわ。

 2・Face many challenges ahead with courage.

  いろんなことに、勇気をもって挑戦してください。

 3・I feel that I know better which direction my life is headed.

  これからの人生の方向がいく分見えてきたように思います。

 4・We got an offer to play in Hong Kong!

  香港で演奏するオファーがあったんだ!

 5・We are very honored to receive such a prestigious prize.

  このような名誉な賞をいただけて、とてもうれしいです。

●コラム10 音楽の生涯学習life-long learning in musicについて



英語の音楽用語

楽譜の用語

楽器の用語



おわりに

久保田 慶一[クボタ ケイイチ]
東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。芸術学修士(1981年東京藝術大学大学院)、音楽学博士(1999年東京藝術大学大学院)、カウンセリング修士(2006年筑波大学大学院)、経営学修士(2009年首都大学東京大学院)。ドイツ学術交流会の奨学生として、ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て、現在、国立音楽大学副学長。

大類 朋美[オオルイ トモミ]
ジュリアード音楽院卒業。イェール大学音楽学部修士課程修了。マンハッタン音楽院博士課程博士号取得。音楽芸術学博士(1995年マンハッタン音楽院)。
現在、洗足学園音楽大学講師、国立音楽大学講師。

内容説明

音楽活動をするには社会との関わりも大切です。音楽と社会がどう関わっていくのか、音楽家として社会にどう出て行くのか、そうした点でも参考になる英会話ブックです。日本語部分だけ読んでも音楽キャリア・ストーリーとして役立ちます。

目次

第1章 最初のレッスン
第2章 フルートの伴奏をする
第3章 パーティーで
第4章 チェロの伴奏をする
第5章 小学校での演奏会
第6章 ピアノのレッスンでの質問
第7章 アジアン・トリオの結成
第8章 最初の演奏会
第9章 最後のレッスン
第10章 はばたけ、アジアン・トリオ

著者等紹介

久保田慶一[クボタケイイチ]
東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。学術学修士(1981年東京藝術大学大学院)、音楽学博士(1999年東京藝術大学大学院)、カウンセリング修士(2006年筑波大学大学院)、経営学修士(2009年首都大学東京大学院)。ドイツ学術交流会の奨学生として、ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て、国立音楽大学副学長

大類朋美[オオルイトモミ]
ジュリアード音楽院卒業。イェール大学音楽学部修士課程修了。マンハッタン音楽院博士課程博士号取得。音楽芸術学博士(1995年マンハッタン音楽院)。現在、洗足学園音楽大学講師、国立音楽大学講師。7才より16年間アメリカに在住。帰国後は、ピアニストとしてリサイタルを開催する他、リトルクラシックin Kawasakiのディレクターとして、地域社会のいろいろな人との音楽を通したつながりをめざして、ティーチング・アーティストとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。