内容説明
目的に向かうためのエネルギー供給「アクノレッジメント」が身に付く全6章。ほめる、叱る、任せる、あいさつ、あいづち。すべての人間関係が変わるコミュニケーション。
目次
01 人を動かすアクノレッジメント
02 認めること、ほめること
03 たった一言で気持ちは伝わる
04 人によって接し方はさまざま
05 相手にあったコミュニケーションを選ぶ
06 変わる時代と、変わらない本質
著者等紹介
鈴木義幸[スズキヨシユキ]
株式会社コーチ・エィ代表取締役社長/エグゼクティブコーチ。慶應義塾大学文学部人間関係学科社会学専攻卒業。株式会社マッキャンエリクソン博報堂(現株式会社マッキャンエリクソン)に勤務後、渡米。ミドルテネシー州立大学大学院臨床心理学専攻修士課程を修了。帰国後の1997年、コーチ・トゥエンティワンの設立に参画。2001年、株式会社コーチ・エィ設立と同時に、取締役副社長に就任。2007年1月、取締役社長就任。2018年1月より現職。200人を超える経営者のエグゼクティブ・コーチングを実施。リーダー開発とともに、企業の組織変革を手掛ける。また、神戸大学大学院経営学研究科MBAコースをはじめ、数多くの大学において講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっしー
10
承認はそんなに難しくないが、褒めるのは中々難しい。本書にも記載があるが、大事なのは相手のことをよく見る(観察する)こと。見た内容をIメッセージで伝えれば、そのこと自体が相手にとって承認になる。大人でも子供でも人間は基本的に承認欲求が強い。人間は集団として生きる生き物であり、他者から承認されなければ生きていけないものなのだろう。そう理解しておけば、承認される側ではなく、承認する側にいれば集団の中で優位な立場に立てる。あとは、人は存在するだけで素晴らしいというリスペクトさえあれば、人間関係は上手くいきそうだ。2025/08/12
なおじん
7
人を承認することで、相手からも承認される。こんな当たり前の事に、自分の小さなプライドが邪魔をしていた事に気づきました。本書にあるタイプ別の対応を参考にして、現場て実践を何度も繰り返してみようと思います。2024/07/21
Mori
6
以前読んだときには,バーバルとノンバーバルが一致しないメッセージを発していたと反省したことを思い出した。今は,まずは自分をアクノレッジメントすることから始めてみよう。2025/03/19
eyemu
5
承認。 人類の大半はアクレノッジを待ちわびてる人。 だかそこそ、人材を管理するマネージャーはどうアクレノッジをしようかとする側にいることが大切なんだな。 なんか、文章にすると簡単なのに実践するのはむずかしい。 でも、過剰に褒めるとかではなく、事実を認めて伝えるだけでいいと思ってさっそくやり始めた。2025/08/23
アーク
3
自分が人を動かす立場に立って、その難しさに気づいた。ミスコミュニケーションや監督不行き届きなどなど、その苦労は絶えないな。本書を読んで、そのヒントの一端を掴むことが出来た。実践できるのはまだこれからだけれど、頭の片隅に入れておきたいノウハウが詰まっていた一冊。2024/08/26