内容説明
60年以上の歴史を持つ学習理論「構造学習論」をベースにした思考術初の入門書。
目次
第1章 「構造を読み解く力」とは何か?(読解力は国語を超えて;私が受けた教育―構造学習;大学で教育を学び直し、たどりついた「構造読解力」)
第2章 論理を読み解く(論理は言語以上の言語;見通しを立てる;文章の構造を読み取る;構造を把握するためのパターン認識;日ごろの「読む」行為を思考の訓練に)
第3章 人物の心情を読み解く(物語を読み解くことの効用;人物になりきる;主人公以外の人物になる;“人読み力”を鍛える方法)
第4章 思考を組み立てる(的確に読み取れずして、的確な応答はできない;思考とは構造化すること;思考したことを伝える;実務での実践と訓練)
著者等紹介
河村有希絵[カワムラユキエ]
慶應義塾女子高等学校、東京大学法学部卒業後、ボストンコンサルティンググループに入社。ノースウェスタン大学ケロッグスクールオブマネジメントにてMBA取得。長期に渡り、様々な企業のコンサルティングに携わる。その後、コギト・エデュケーション・アンド・マネジメントを創業し、「構造学習」をベースにした言語教育を研究、展開しながら、グロービス経営大学院においてもクリティカルシンキング、マーケティング科目を担当。2021年、東京大学教育学部教育実践・政策学コースに学士入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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