出版社内容情報
堀博美[ホリ ヒロミ]
保坂健太郎[ホサカ ケンタロウ]
城戸みゆき[キド ミユキ]
内容説明
珍奇な名前、奇妙なフォルム、奇天烈な生態…きのこマニアが選んだ「まかふしぎ」なきのこを計60点掲載!
目次
1 アイドルきのこ
2 知能派きのこ
3 なんかヤバイきのこ
4 かなりヤバイきのこ
5 笑っちゃうへんなきのこ
6 ミニかわいいきのこ
7 やたらかっこいいきのこ
8 海外のへんなきのこ
著者等紹介
堀博美[ホリヒロミ]
ライター。『MOOKきのこ』(日本キノコ協会)副編集長を経て、日本で唯一のきのこライターとして、雑誌・フリーペーパーなどに寄稿、TVやラジオにも出演
城戸みゆき[キドミユキ]
美術作家、イラストレーター。女子美術大学洋画専攻卒業後、国内外で美術作品を展開。きのこイラストレーターとしても活動中。きのこ雑貨ブランド「mushroom_room」も手がけている
保坂健太郎[ホサカケンタロウ]
国立科学博物館植物研究部菌類・藻類研究グループ研究員。琉球大学理学部生物学科卒業後、アメリカのオレゴン州立大学で博士号を取得し、シカゴのフィールド博物館で博士研究員を務める。2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
きのこの奥深さに、恐れ入りながら楽しむ。著者の堀博美さんはきのこ愛が高じて、日本で唯一のきのこライターになった方。写真でなく絵できのこを紹介するのも、味わいがあっていい。きのこの奇妙で神秘的で、時として恐ろしい姿に心内でいろいろつぶやきが湧く。巻末、賢治のきのこ文学についての言及は興味深い。2017/02/08
Keizy-soze
5
【珍菌 まかふしぎなきのこたち】 3月10日読了。 2017年32冊目。 山のビジュアルの王者「きのこ」を メルヘンチックにしかしリアルにイラストにて説明。 キノコマニアにはたまりまへん。 2017/03/11
じじょ
4
ツノマタタケ。ああ、思い出す。木製ベンチに「ちみちみ」と生えてたやつら。かわいいなぁと観察していたら、おじさんたちが座っちゃった。 パナップ。見てみたい。2017/04/03
保山ひャン
3
いろんなきのこを絵と共に紹介。アイドルきのこ、知能派きのこ、なんかヤバイきのこ、かなりヤバイきのこ、笑っちゃうへんなきのこ、ミニかわいいきのこ、やたらかっこいいきのこ、海外のへんなきのこに分けられていた。内容は、学術的な解説一辺倒ではなく、また文学や美術と関連づけた随筆でもなく、著者がそのきのこを見たり食べたりした感想や、きのこに対する思いが書かれているのが面白かった。巻末にはヤコウタケ栽培の記録や、国語辞典できのこをどう説明しているかの比較、宮澤賢治の作品の中に出てくるきのこについてのコラムもあった。2018/10/18
むさみか
3
イラストが 素晴らしいですね 美しくて 不気味で 大好きです そして 添えられたコラムが また マニアックで楽しい 自分でじかに目にしたときの 小話が入ってたり 意外に臭いがものすごいという 話であったり 自分で酵素をだして どろどろに溶けてしまう ヒトヨタケの 摩訶不思議な 繁殖の方法など2017/03/16