内容説明
「そもそも何なのか」を訊く、もう一度説明してもらう、勝手に話をまとめる、話をするりと切り替える、あえて反論しないで沈黙する、回答の時間をかせぐ、矛盾を見つけて指摘する、単純ミスを指摘する、難しい専門用語を使う、キーワードを繰り返す、統計データを示す、権威を引用して話すetc.実践スキル満載!こう言われたらこう返せ!気鋭の弁護士が、裁判で磨いた極意を公開!
目次
1 「反論する技術」編(「逆質問」でその場をしのぐ!;都合よく論点をずらす!;答えるのをやめる!;相手のスキを突く!)
2 「反論されない技術」編(「一理ある」と思わせる!;証拠をもとに説得する!)
Appendix 「反論する」「反論されない」ための実践テスト
著者等紹介
木山泰嗣[キヤマヒロツグ]
1974年横浜生まれ。青山学院大学法学部教授(専門は税法)。鳥飼総合法律事務所客員弁護士。上智大学法学部卒。税務訴訟及び税務に関する法律問題を専門にする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シン
27
会社の後輩が読んでたので。 読み易くわかりやすい。 ただこの反論する技術を使うと人に嫌われると思う。 反論されない技術の方がよいかなと。 なお反論されない技術の方は使っているのがほとんど。 後輩がびっくりしてた。 目新しいことは特になく。 技術も大切だが、本質的な知識や思考力を養うことを同時に行うよう指導しておいた。2017/09/19
ノビー
7
参考にならない。前に読んだ「弁護士だけが知っている 反論する技術」と変わりません。多読で様々な知識,考え方に触れる方が自分の考えが整理でき,会話や議論のスキルはアップすると思う。カーネギーによれば議論に勝っても相手に勝つことにはないというが・・・。議論のテクニックより自己研鑽の方が大切のような気がします。2017/10/19
葉
6
口下手な自分を変えたいと思い手に取った。質問についてはそのもそも何なのかについて訊くことが重要という。図にしてもらってり、言葉の定義を教えてもらったりして、成功事例や何でもいいから訊きまくることが大事だという。勝手に話をまとめることは今日したことだ。相手の熱意だけをほめつつ、データの間違いは指摘したことがいいという。キーワードを繰り返すことは、誰かがしてた。数字は大事だ。2017/08/30
YJ
5
さくっとよめた。自分自身を動揺させずに冷静であることも必要だと思った。定義をすることは、議論の大前提です。感情的な意見には付き合わない。2017/10/23
ゼロ投資大学
2
会話や討論をする時に理論立てて自分に意見を言うと共に、相手の意見を深堀りするために知っておくべきテクニックが書かれている。反論するためには相手の意見を正しく把握することが肝要であり、定義や詳細などを聞いてみるのもひとつの方法である。2021/08/13
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