内容説明
「その絵を文章にすると?」「その文章を絵にすると?」。「伝える力」「表現力」を鍛える40問収録!「絵を文で説明する」「文を見て絵を描く」トレーニングを通じて、すべての勉強の基礎である理解力をつけることができる画期的なワークブック。
目次
準備編 「お絵かき」トレーニングをはじめる前に(お絵かき」トレーニングの目標;お絵かき」トレーニングをする前に、やっておいていただきたいこと;本書の使い方;お絵かき」トレーニングが終わったら)
実践編 「お絵かき」トレーニング(「絵から文」20問;「文から絵」20問)
理論編 「理解力」についてもっとくわしいことを知りたい方へ(国語ができる子とできない子って?;国語力を構成する「三つの力」;国語学習は、何をやらせればいいのか;「理解力」は、どうすれば鍛えられるのか;理解力を強化する「言い換え」トレーニング)
著者等紹介
坂本聰[サカモトサトシ]
1972年東京生まれ、一橋大学商学部卒業。小学生の頃からフランス語を学び、高校在学中、ベルギー王国に留学。帰国後の大学、サラリーマン時代を通じ、「思考、コミュニケーション」の重要性を痛感。考える力を養える独自の国語カリキュラムを構築した。1999年、東京渋谷で「考学舎」を設立。昭和医療技術専門学校日本語表現法・思考法講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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霧凛
6
説明部分読了。生徒に「この登場人物の行動、再現してみて」というと案外できていなかったりする。問題部分は是非どこかで生徒に取り組ませたいかも。説明するという行為の型を覚えるためにも★1からなにげにかなり重要な気がする。2020/07/06
べべっち
6
実践編を問題集として出して欲しい…2019/04/09
リュー
3
詩の音読と読解の基礎を関連付けているのが良い。詩や絵本の文字を追いかけるのではなく言葉を追いかけられるようになったら読解力を教えられる段階に至る。2023/02/18
cl_hickey
2
Kindle本。 国語力向上の為の、絵→文、文→絵の変換について。実践編もあり。 語彙を増やしたり、適切に言葉や文脈を理解したりできそうな取り組み。実践編を特集したものがあったらほしい。2020/01/22
Cinejazz
2
暗記した知識ではなく、想像力や推理力が働かせた考える力(表現力)を培うことで国語力を鍛錬する教育指南書。▷漫画、TV、動画がかりに触れていると、自分の頭で「媒介変換」する力が養えにくくなる。▷〝わからない〟という返答があったとき、何が(どの部分が)わからないのかを気長に聞いてやること。わからないことを、はっきりと表現できることが大事。▷わかろうとすること、即ち「論理的思考力」を身につけことで、読解力が増し自分の言葉(語彙力)の豊かさに繋がっていく。▷絵を見て文章にする力、文章を読んで絵に表現する力を養う。2019/12/01
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