内容説明
泣ける話は、もう飽きた。出会いは最悪。難儀な性格。それでもボクらは離れない。もらす男となくす女の「運命のひと」探しがあなたのおなかをくすぐります。
著者等紹介
百舌涼一[モズリョウイチ]
1980年生まれ。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(旧題『アメリカンレモネード』)で第2回本のサナギ賞大賞を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
39
なかなか巧みなストーリーでした。ずばり下ネタなんですが、その設定の特異さに負けない堅実なストーリーがあり、登場人物のキャラクターがあり、ちゃんと読める小説です。軽く読んで、なんだから心が軽くなる、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、シンプルに面白かったです。2022/11/03
りょうこ
37
献本応募してたけど本屋さんで見かけて、帯見て面白そうだったので買っちゃった(笑)個人的にこんな感じの本って好きなんです。登場人物のキャラも盛りだくさん。かなり癖のあるキャラも文章でうまく生かせてる。今後が楽しみな作家さんです。次作も期待しちゃいます。2016/06/29
すがやん
31
読書が苦手な人にも取っ付きやすく、映画のシナリオのようにテンポよく読めた。昔流行った「電車男」を思い出す。最初は、今時ないような軽すぎる漫画的展開に引いてしまったが、会話の面白さとゲイリー&ナタリーというキャラの可愛さにやられて、途中からは楽しめた。単純明快で、ドタバタ喜劇だけど、ほのぼのしてる。映画化されそう。2016/08/18
keith
26
著者の言うとおり、ばーっと読んで、わーっと楽しめる話でした。ただ、軽いんで少ししたら内容を忘れてしまいそうです。ノンメモリーですかね。2016/08/06
佐藤
25
入院中。 文章も読みやすく結構すぐ読んでしまいました。 ラストにつれて、物語も雰囲気が変わっていき面白かったです。ナタリーと呑んでみたいです。2018/12/23