内容説明
本書では、過去3年において、著者が膨大な時間を費やして研究してきた雷/軍とシャオミの成長についての分析を、9つの観点からまとめた。企業のほとんどすべての問題を、シャオミの創設以来のプロセス、そして雷軍の20年の経験をもとに扱っている。
目次
第1章 チーム―シャオミの中核的価値(人生最後の大事業;一切の妥協なく最も優秀な人を探せ;人材探しには70%以上の時間を割け ほか)
第2章 プロダクト―商品こそがメディアである(ユーザーにとっての価値にフォーカスせよ;驚きの声を上げさせろ;欠点をゼロにするためのコストを惜しむな ほか)
第3章 イノベーション―神は細部に宿る(失敗を受け入れろ;風の吹くところに立て;イノベーションは模倣からはじめよ ほか)
第4章 バリューチェーン―何も持たない者が最も速く走ることができる(トップとだけ付き合え;「透明性」と「一貫性」;保有しないという戦略 ほか)
第5章 ビジネスモデル―シャオミ=Apple+Google+Amazon(ユーザーこそがヒーロー;「Google的要素を持ったAmazon」;模倣不可能性 ほか)
第6章 マネジメント―フラット&フリー(たった3つの習慣;KPIはいらない;よく遊ぶのも仕事のうち ほか)
第7章 マーケティング―商品を売るな。参加感を売れ(ユーザーのネットワークをつくれ;「インタラクティブ」は目的ではない;飢餓感商法の功罪 ほか)
第8章 エクスペリエンス―「使用感」こそが、競争力の源泉である(体験こそがすべて;神は細部に宿る;カスタマーサービスこそ「イノベーティブ」であれ ほか)
第9章 オリジナリティ―ライバルは自分を磨く石だ(競争から「本物」が生まれる;差別化の調整法;ライバルは自分を磨く石 ほか)
著者等紹介
陳潤[チェンルン]
ビジネス書作家、ビジネス誌コラムニスト。商業史研究家。元中央人民広播電台「経済の声」コメンテーター。商業史、企業史に造詣が深く、長らくモバイルインターネット及び雷軍、シャオミに関心を寄せてきた。湖北省出身
永井麻生子[ナガイアイコ]
おあしすランゲージラボラトリー代表。中国ビジネス書翻訳者。追手門学院大学非常勤講師。神戸市外国語大学大学院博士課程単位修得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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