内容説明
インターネットの本格普及から20年。ドクター・キリコ、ウィニー、学校裏サイト、秋葉原無差別大量殺傷事件、ウィキリークス、アラブの春、リベンジポルノ、バカッター…あの事件は何を変えたのか?私たちはどう生きるか?
目次
1 突如現れたサイバー空間が新たな事件を生んだ(青酸カリをめぐるドクター・キリコ事件(1998)
東芝アフターサービス事件(1999)
出会い系サイトをめぐる事件多発(2001) ほか)
2 社会構造の根幹を揺るがす(ウィニーによる情報漏洩と開発者の逮捕(2002-)みずほ証券の株誤発注事件(2005)
ライブドアと村上ファンド(2006))
3 現実が蝕まれ、混迷深まる(学校裏サイトやプロフ 子どもたちの情報発信といじめ(2006-)
秋葉原無差別大量殺傷事件(2008)
三菱UFJ証券社員による顧客情報持ち出し(2009) ほか)
4 足元に押し寄せてきた危険(東日本大震災とソーシャルメディア(2011)
サイバー攻撃&アノニマス&サイバー戦争(2010ー)ツイッターによる安易なつぶやき(2011) ほか)
5 世界を変容させるソーシャルメディアの力(クリントン・スキャンダル(1998)
ウィキリークスによる情報暴露(2010)
アラブの春(2011) ほか)
6 未来を生きるためのサイバーリテラシー(IT社会が抱える問題点;it社会の難点と懸念)
著者等紹介
矢野直明[ヤノナオアキ]
サイバーリテラシー研究所代表。1966年に朝日新聞入社。1988年、『ASAHIパソコン』を創刊して初代編集長。『月刊Asahi』編集長を経て、1995年から出版局デジタル出版部長兼『DOORS』編集長。2002年に朝日新聞を退社後、サイバーリテラシー研究所を開設、持論のサイバーリテラシー普及に取り組む。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所、明治大学法学部、情報セキュリティ大学院大学、サイバー大学IT総合学部などで教職につく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
Shinsuke Mutsukura
若宮
やす