ディスカヴァー携書
IT社会事件簿

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  • サイズ 新書判/ページ数 276p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784799316429
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0236

内容説明

インターネットの本格普及から20年。ドクター・キリコ、ウィニー、学校裏サイト、秋葉原無差別大量殺傷事件、ウィキリークス、アラブの春、リベンジポルノ、バカッター…あの事件は何を変えたのか?私たちはどう生きるか?

目次

1 突如現れたサイバー空間が新たな事件を生んだ(青酸カリをめぐるドクター・キリコ事件(1998)
東芝アフターサービス事件(1999)
出会い系サイトをめぐる事件多発(2001) ほか)
2 社会構造の根幹を揺るがす(ウィニーによる情報漏洩と開発者の逮捕(2002-)みずほ証券の株誤発注事件(2005)
ライブドアと村上ファンド(2006))
3 現実が蝕まれ、混迷深まる(学校裏サイトやプロフ 子どもたちの情報発信といじめ(2006-)
秋葉原無差別大量殺傷事件(2008)
三菱UFJ証券社員による顧客情報持ち出し(2009) ほか)
4 足元に押し寄せてきた危険(東日本大震災とソーシャルメディア(2011)
サイバー攻撃&アノニマス&サイバー戦争(2010ー)ツイッターによる安易なつぶやき(2011) ほか)
5 世界を変容させるソーシャルメディアの力(クリントン・スキャンダル(1998)
ウィキリークスによる情報暴露(2010)
アラブの春(2011) ほか)
6 未来を生きるためのサイバーリテラシー(IT社会が抱える問題点;it社会の難点と懸念)

著者等紹介

矢野直明[ヤノナオアキ]
サイバーリテラシー研究所代表。1966年に朝日新聞入社。1988年、『ASAHIパソコン』を創刊して初代編集長。『月刊Asahi』編集長を経て、1995年から出版局デジタル出版部長兼『DOORS』編集長。2002年に朝日新聞を退社後、サイバーリテラシー研究所を開設、持論のサイバーリテラシー普及に取り組む。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所、明治大学法学部、情報セキュリティ大学院大学、サイバー大学IT総合学部などで教職につく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
出会い系の前身の伝言ダイヤルはチャットの進化前のようなもので1999年に事件があった。出会い系サイトでは、利用目的に関して興味本位や異性の友人を作る、同じ趣味を持つ仲間を作ることが挙げられている。自殺サイトやウィニーなど、懐かしいという思いと、その当時パソコンを与えられなくて良かったという気持ちがある。尖閣のビデオ流出は国の対応の悪さから来たものである。SNSでも様々な情報が流れている。婚活サイトでも殺人事件があったらしい。Googleのアルゴリズムや遠隔操作ウイルスでの誤認逮捕などIT社会の問題は後を絶2015/09/05

Shinsuke Mutsukura

0
もう少し技術的なことが書いてあるのかと期待して読んだのですが、単に事件集でした。 とにかく、ITってのは文書でも何でも簡単にきれいに中身が無くても体裁が整うところに軽薄性があって、本当の意味で使いこなしている連中は、成功者(1%くらい)で、上っ面だけ使っている下らない連中が多数って(99%)図式だと思います。 さらに加えると全てにおいて世の中がせこくなってるのもこれらの事件の原因だと思います。 あーあ、また勝新や横山のやっさんみたいな破天荒な奴らが出てこないかなぁ・・・。2015/12/09

若宮

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インターネット登場以来の社会で起きた大きな事件を取り上げて、社会がどう変わっていったかを知れる良い本だと思う。2025/05/13

やす

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懐かしい事件と初めて聞く事件と、楽しく読めた2019/11/18

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