内容説明
300校以上の中学校・高校で講演。女子医大生“えんみちゃん”が本音で語る性の授業。
目次
1時間目 「寂しい」からセックスする
2時間目 自分の居場所を探していた10代の私
3時間目 えんみちゃんの性の講演スタート!
4時間目 自分のからだを守るために、自分のからだを知ろう
5時間目 誰もが性感染症とHIVになる危険性がある
6時間目 私たちの大切な命
7時間目 夢は口に出して実現する
著者等紹介
遠見才希子[エンミサキコ]
聖マリアンナ医科大学6年生。大学入学後、性教育におけるピアエデュケーションを知り、さまざまなセミナーに参加。NPOのスタッフとして活動したのち、「えんみちゃん」のニックネームで、2006年より講演活動をスタート。養護教諭の口コミ等で評判が全国に広がり、これまで300カ所以上で「心に響く」講演を実施。神奈川県「かながわレッドリボン賞」(2009年3月)。日本財団国際ソロプチミスト「社会ボランティア賞」(2008年11月)。聖マリアンナ医科大学「特別賞」(2008年11月)。国際医学生ESS連盟主催英語スピーチコンテスト準優勝(2008年、2009年)。第20回日本エイズ学会学術集会市民公開講座シンポジスト(2006年12月)。第28回日本思春期学会総会学術集会シンポジスト(2009年8月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はづき
19
たぶん同年代。私も「女子大生が自分の体験を元に、中高生に性教育の講演をする」とだけ聞くと、どんな壮絶な体験をしたんだろうという下世話な想像してしまった。そういう偏見、自分のなかにもあるなぁ。 自分や周りの経験を自分の言葉で、響く言葉で語ることは特別な経験でなくとも中高生に届いている。ぜひ実際の講演を聴きたい。2016/04/24
えがお
5
現役医大生による 性教育本 「近い距離だからこそ語れる」と言う立場で現在はすでに医師となっている著者が医大生だった頃 各地を回っていた時の体験談 学校だけでも忙しかっただろうに立派だなあ…と感心はするが、それ以上はの感想はあんまりなかったかな(;^ω^)2017/08/08
ぴーたん
5
学生時代から性の講演会をしてきた医学生、通称えんみちゃんの本です。彼女が一貫して伝えたいことは、「自分を大切にして欲しい」「男女の関係は自分を必要として欲しい気持ちを満たすのには手っ取り早いが、一瞬であり傷つく可能性も高い」「SEXを早まらないで」「付き合うのは両性だが、妊娠し、傷つくのは女性」など。私も性の授業で同じようなことを伝えている。しかし彼女あてに寄せられた高校生からのメールを読むと、同世代の人間が経験を伝えて訴えること、ピアエデュケーションのすごさに驚きました。その文面だけでも読んで欲しい。2011/10/18
いわっこ
2
読んでよかった。講演を聞きたい。2013/12/26
chietaro
2
性教育は正しい知識だけではなく、ひとりひとりの心にどれだけ寄り添えるかが大切なんだと感じました。あと、良い意味で女の子に優しい内容です。講演聞きたいなぁ。2013/11/25