出版社内容情報
文部科学省によれば、令和5年度の不登校の小中学生は約34万人。前年度から約4万人も増加しました。小学生の不登校は9年前の約4倍、社会に出られない若者は約40万人(高校生含む)にのぼります。最近では親子関係の悪化による痛ましい事件も目につきます。本書は子どもの不登校への対処法として、従来の子どもへのアプローチだけではなく、親の意識や思考のクセに着目しました。約600名の親・子との対話から見えてきた、不登校タイプ別の接し方について、余すところなくお伝えします。母親・父親が自らの在り方を見直し、子どもと共に未来へ向かって立ち上がるためのヒントとなる1冊です!
内容説明
昼夜逆転、赤ちゃん返り、暴言・暴力、強迫行動、タイプ別の接し方・言葉がけと親の心がラクになるワークで家庭に笑顔を取り戻す。注目のメソッドを書籍化!!
目次
第1章 不登校になったらどうする?(よくある親のしくじり その(1)理由を聞きまくる
よくある親のしくじり その(2)あの手この手で再登校させようとする ほか)
第2章 5つの行動傾向との向き合い方(不登校の子どもが見せる行動には、5つの傾向がある;行動傾向(1)自分の殻に閉じこもる ほか)
第3章 親を苦しめる「呪い」の真実(子どもの問題の前に、あなたの心は平穏?;「すべき」「せねば」思考が心の平穏を乱す「呪い」となる ほか)
第4章 不登校を解決する親と子の関わり方(「親が導くべき」を止めて自分の人生を充実させる;親子はそれぞれ自分の機嫌は自分でとる ほか)
第5章 親も子どもも自分らしい人生を歩む(子どもの思いを尊重し受け止める;親子間に境界線を引くことを忘れない ほか)
著者等紹介
鈴木理子[スズキリコ]
一般社団法人家族心理サポート協会代表理事。株式会社ファミリータイズ代表取締役。慶應義塾大学文学部卒業。国内航空会社で国際線客室乗務員として8年間従事した後、研修講師として独立、約15年で延べ2万人以上をサポート。自身の三女が中学3年生で不登校になり、学んできた心理学、カウンセリング、コーチングなどを活かして親子のコミュニケーションを徹底的に見直す。娘は元気になり、希望の大学に無事合格。4年間大学生活を楽しみ尽くした後、現在は社会人として自分の道を歩き出している。「家族に笑顔を取り戻すKET理子塾」と題した親子心理・コミュニケーション講座を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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