出版社内容情報
NHK大河ドラマや、『鬼滅の刃』などの和風アニメ、ミュージシャンなどクリエーターの影響もあり、日本のノスラルジックな景色や言い回し、ふるまいが、「エモい」(心に響く、ほっこりする)と若い世代を中心に人気が高まっています。
SNSの中でも、古典的なものを引用したりオマージュしたりすることが、表現の1つのファクターともなっています。
その一方で、昭和世代までは理解できていたような和の生活言葉が消えつつ、世代間で伝わらないことも増えているようです。
現在、同志社大学をはじめ教育機関で、着物を通じて日本文化を伝える講師として活躍する著者・柾木さんによると、
例えば、「紐をからげて」の「からげる」「裾を引く」がどういう所作なのか?、「丹田に力を入れて」はどこの位置なのか?、「上着がはだけてる」の「はだける」がどういう状態なのか? 「にじる」はどんな動きなのか?、言葉だけでは通じにくいことが多々あるのだそう。
今回は、所作や態度や様子にまつわる「ふるまいことば編」というカテゴリーでもって、立ち振る舞いの基本動作、おしゃれ装い、生活動作、人間関係などの章テーマごとに、300語余を厳選。英訳、文豪の引用文に、マナー的に役立つ所作アドバイスを随所に添え、ことばのニュアンスが理解しやすいイラスト100点超えで紹介しています。
【目次】
1章 立居ふるまい
2章 身体ふるまい
3章 おしゃれふるまい
4章 生活ふるまい
5章 人間関係ふるまい
コラム まねたい和しぐさ撰
内容説明
言葉の庭を品よく豊かにする大人のための語彙集。厳選330語!イラスト150点超!
目次
1章 立居ふるまい(立ち;歩き;座り)
2章 身体ふるまい(全身;腰 ほか)
3章 おしゃれふるまい(装い;化粧;髪)
4章 生活ふるまい(飲食;煙草 ほか)
5章 人間関係ふるまい(社交・挨拶;話し・伝達 ほか)
著者等紹介
柾木良子[マサキリョウコ]
京都生まれ京都育ち。高校・大学で染織科専攻。女優として大河ドラマに出演するほかテレビ、CM、雑誌「美しいキモノ」などメディアで多数活躍。女優引退後は、着物や伝統文化を「伝える」フィールドへ軸を移す。学生・社会人教育については幅広い世代に好感を得る“大人のマナー・美しい所作”の講演なども人気。京都府立大学・教育研究評議会委員、京都市社会教育委員などを務め、2018年からは同志社大学にて日本語・日本文化教育センターの講師として教鞭をとる。「京の冬の旅」京都デスティネーションキャンペーン(JRグループ)2020年ポスター出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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