出版社内容情報
自分らしく生きるために、実家を出たい。その一心で両親に「妊娠」という既成事実を突きつけ、家出同然に家を飛び出し、そして生まれた息子は重度の脳性麻痺だったーー。
本書は、誰よりも自分を信用できなかった少女が、障害とともに生まれた我が子を、誰よりも自分を信用できる子に育てようと挑んだ、23年間にわたる親子と家族の成長記録。他の誰かになんてならなくていい。どんな過去も、どんな現在も、私たちは自分の手で、希望へと変えることができる。そんなメッセージが詰まった本です。「自分を好きになりたい」「未来に希望が持てない」「一歩踏み出す勇気が欲しい」……。そんなあなたに読んでほしい1冊です。
内容説明
自分を好きになり、自信が持てる勇気と希望の書。第1回日本ビジネス書新人賞プロデューサー特別賞受賞作。
目次
プロローグ ずっと真新しいままのスニーカー
第1章 出会い
第2章 挑戦
第3章 一歩
第4章 違い
第5章 理由
エピローグ あなたへ
あとがき 母であり、女性であり、私である
著者等紹介
畠山織恵[ハタケヤマオリエ]
大阪府堺市生まれ。重度脳性麻痺の息子との暮らしと、能力開発事業に12年間携わった経験を踏まえ、2014年障害児ゆえに不足する「体験・経験」を五感で習得する“GOKAN療育プログラム”を独自監修。障害児支援施設を中心に20施設500名以上へ療育を提供。2018年6月、息子とともに一般社団法人HI FIVE設立。介護・医療従事者向け研修、専門学校や大学での講師を務めてきた。息子との活動の様子が、NHK、BSフジ、朝日放送でのドキュメンタリー、朝日新聞などメディアで多数紹介される。また、ファッション誌に掲載されるなど「障害を持つ子のお母さんのイメージと違う!」と好評のファッションや、子どもたちとの関わりが垣間見られるSNSでの発信も人気。地方自治体、教育機関を中心に、全国での講演活動を通し、障害児とその家族、支援者の三方向へ「笑顔」と「自信」「未来への希望」を届けてきた。2022年第1回日本ビジネス書新人賞にて、プロデューサー特別賞を受賞し、デビュー作となる本書を出版。講演・執筆を通じて、多くの人にメッセージを届けていく。モットーは『動けば変わる』。夫、重度脳性麻痺の息子と10歳差の娘、との4人家族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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