ピンヒールで車椅子を押す―「自分をあきらめたくない」人に贈るとある親子の物語

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ピンヒールで車椅子を押す―「自分をあきらめたくない」人に贈るとある親子の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784799111451
  • NDC分類 916
  • Cコード C0030

出版社内容情報

自分らしく生きるために、実家を出たい。その一心で両親に「妊娠」という既成事実を突きつけ、家出同然に家を飛び出し、そして生まれた息子は重度の脳性麻痺だったーー。
本書は、誰よりも自分を信用できなかった少女が、障害とともに生まれた我が子を、誰よりも自分を信用できる子に育てようと挑んだ、23年間にわたる親子と家族の成長記録。他の誰かになんてならなくていい。どんな過去も、どんな現在も、私たちは自分の手で、希望へと変えることができる。そんなメッセージが詰まった本です。「自分を好きになりたい」「未来に希望が持てない」「一歩踏み出す勇気が欲しい」……。そんなあなたに読んでほしい1冊です。

内容説明

自分を好きになり、自信が持てる勇気と希望の書。第1回日本ビジネス書新人賞プロデューサー特別賞受賞作。

目次

プロローグ ずっと真新しいままのスニーカー
第1章 出会い
第2章 挑戦
第3章 一歩
第4章 違い
第5章 理由
エピローグ あなたへ
あとがき 母であり、女性であり、私である

著者等紹介

畠山織恵[ハタケヤマオリエ]
大阪府堺市生まれ。重度脳性麻痺の息子との暮らしと、能力開発事業に12年間携わった経験を踏まえ、2014年障害児ゆえに不足する「体験・経験」を五感で習得する“GOKAN療育プログラム”を独自監修。障害児支援施設を中心に20施設500名以上へ療育を提供。2018年6月、息子とともに一般社団法人HI FIVE設立。介護・医療従事者向け研修、専門学校や大学での講師を務めてきた。息子との活動の様子が、NHK、BSフジ、朝日放送でのドキュメンタリー、朝日新聞などメディアで多数紹介される。また、ファッション誌に掲載されるなど「障害を持つ子のお母さんのイメージと違う!」と好評のファッションや、子どもたちとの関わりが垣間見られるSNSでの発信も人気。地方自治体、教育機関を中心に、全国での講演活動を通し、障害児とその家族、支援者の三方向へ「笑顔」と「自信」「未来への希望」を届けてきた。2022年第1回日本ビジネス書新人賞にて、プロデューサー特別賞を受賞し、デビュー作となる本書を出版。講演・執筆を通じて、多くの人にメッセージを届けていく。モットーは『動けば変わる』。夫、重度脳性麻痺の息子と10歳差の娘、との4人家族(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

86
重度の脳性麻痺の息子の車椅子を押すお母さんが著者。苦しいはずなのに前向きで明るい。尊敬。障害は人生に黒い影を落とすものではない。障害は、ただのわかりやすい「人との違い」でしかない。息子の亮夏くんもとても前向き。乗馬、キャンプ、パラグライダー、ヒッチハイクの一人旅。勇気がある亮夏くん!「自立は依存先を増やすこと」誰でも困った時には力になってくれる環境もしくは状態を作っておくことができる事が大切。これは障害の有無にかかわらずすべての人に当てはまる。子供を守る→子供の気持ちを守る事。信じて待つ。元気が出る本。2023/09/26

クリママ

50
息苦しい実家から出るため選んだのが、妊娠、結婚。だが、19歳で生んだ小さな赤ちゃんは、病院などでは様子を見ましょうと言われ、それでも心配で、専門医に見せれば、肢体不自由の脳性麻痺、何故早く連れてこなかったのかと。昼間家にいるのだからいつでも寝られると夫の理解もなく、実家にも頼らず、健常児でも大変なのに、1人で頑張る。そして、転機になる出来事、困難な時の発想の転換。息子が独り立ちできるようになることを目指す。現在、息子は介護大学等で外部講師をしている。子育てに悩む時期であれば得るものの多いノンフィクション。2023/10/17

ぽてち

41
家庭内に自分の居場所を見つけられなかった少女が、家を出るために交際相手に「妊娠させて」と頼む。首尾よくおめでた婚にこぎつけ家を出たが、生まれた子供は重度の脳性麻痺だった……。なんとも悲劇的な展開で、延々と苦労話が綴られるのかと覚悟したが、全然そんなことはなかった。もちろん障害のある子を育てる苦労は並大抵のものではない。押し潰されそうにもなる。そこから這い上がり、ポジティブに前を向いて生きる。それは自分自身だけではなく、息子のためでもある。障がい者の親だからこその気付きや知見に何度もハッとさせられた。2023/07/09

檸檬の木

34
何でも頭ごなしに否定する厳格な父親から逃げ出し、自分らしく生きたい。妊娠という既成事実を作り19歳で家を飛び出した。生後9か月で重度の脳性麻痺と診断された長男を、障害児だからと言って諦めるのではなく、自分らしく生きるために、どんどん新しい事に挑んでいった23年間の親子、家族の記録を綴る。SNSで大学の講師として活躍している畠山亮夏(長男)の姿を、拝見しました。わだかまりのあった父親から褒められ、最後を看取ることができたのは本当によかった。⭐︎3・52024/04/05

わんつーろっく

30
厳しい両親の呪縛から逃れたくて、家を出たくて、一目惚れした彼と結婚。そして19歳で産んだ息子が脳性麻痺。両親に告げたら、しょうもない子ども生みやがって、2度と帰って来るなよ。読んでいて辛い。でもそんな彼女が「他の誰かになんてならなくていい。どんな過去も、どんな現在も、私たちは自分の手で、希望へと変えることができる。だから自分をあきらめないで」と綴る。圧倒される。私だったら、そこに希望を見出せるか、厳しい。親子で一般社団法人HI FIVE設立。医療・介護従事者向け研修、講師を務めている。2024/06/16

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