出版社内容情報
《内容》 supportive careからintensive careへと変貌したICUでの人工補助装置(artificial support)の役割を,実際に即して解説した.各種の人工補助療法について詳述してある.ICUに勤務する医師,ナースおよび一般病院で救急を手がける外科,内科等の一般臨床医を対象として,人工補助装置について実施方法を含めて解説した.
内容説明
集中治療でもっとも治療に難渋するのは、重要臓器の機能不全を発症してしまった症例であり、その典型例は多臓器不全(MOF)である。また視点を変えると、これらの症例こそ、ICUに収容したうえで集中治療を行うべき症例である。MOFに代表される臓器不全を発症した症例に対する集中治療のなかで、各種の人工補助療法はきわめて重要な位置を占めている。そしてcritical care physician、あるいはintensivistと呼ばれる専門医は、本来、これら各種の人工補助療法に精通していなければならない。しかしながら現実には得意な分野、不得意な分野ができてしまう。本書は、ICUで日常的に用いられる人工補助療法のマニュアル。
目次
1 集中治療とArtificial Support
2 Artificial Supportのためのモニタリング
3 患者の重症度の評価法および治療方針の決定法
4 人工補助療法の実際
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