出版社内容情報
世の中には「自分の気持ちがわからない」人がたくさんいます。自分が将来どうなりたいのか、今この状況をどうしたいのか、何がしたくて、何をしたくないのか、そうしたことが自分のなかで明確にならないために、行動と気持ちの不一致がおこりやすく、悩みの種になります。その原因は、脳のなかの「感情系」の発達にあります。子供のころはたいてい自発性が薄いですが、大人になるにつれて発達するもの。感情系の発達の差によって、自発性の差が出てくるのです。本書では、脳を鍛えることで自発性を養っていきます。
内容説明
なぜ、いつも周りを気にしてばかり?もう、周りの顔色に左右されない自分をコントロールできる。1万人の脳を診断してわかった「自己感情」の高め方。
目次
第1章 4人に1人は自分の気持ちがわからない(「自分の気持ちがわからない脳」とは?;身体反応と自分の気持ちは別物 ほか)
第2章 なぜかうまくいかないのは脳のせい!(気がつけば周りに合わせてばかり;自己感情と他者感情の認識のギャップが原因 ほか)
第3章 同調グセをやめるとラクになる(その場の空気で「同調」していませんか?;「気持ち」は時間をかけてつくられていく ほか)
第4章 「自己感情」を高める簡単なコツ(「普通」になりたくてしかたない;「基準」から外れた自分の特徴を知ろう ほか)
第5章 主体性を取り戻すための生活習慣(「気持ち」が生まれやすくなる習慣づけをしよう;寝付けなくても毎日同じ時間にベッドに入る ほか)
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
新潟県生まれ。脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。MRI脳画像診断、発達障害・ADHDの診断・治療の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を知るために医学部への進学を決意。1991年、現在世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測「fNIRS(エフニルス)」法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで脳研究に従事し、脳の学校を創業、加藤プラチナクリニックを開設し、独自開発した加藤式脳画像診断法(MRI脳相診断)を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。現在、加藤プラチナクリニックのADHD専門外来では、ADHDコンプレックス(併存疾患型ADHD)を疑われる人の得意・不得意な脳番地を診断し、学習指導や適職指導など、薬だけに頼らない治療を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
melon
ニャンリッチ
ryo
玲
多分マグマグ
-
- 和書
- 実用東洋医学 (改訂)