出版社内容情報
「第二の脳」とまで言われる臓器・腸。体にあるリンパ球の6割は小腸にあると言われ、さらに小腸・大腸の腸管では多数の神経細胞が互いにネットワークを形成し脳とも直結していることがわかってきた。全身の様々な部位と関係が深い腸が不調に陥ると、糖尿病、慢性便秘症、メタボリックシンドロームだけではなく、精神神経疾患や悪性腫瘍の発生リスクをも高めることになる。著者の大久保先生は内視鏡のスペシャリスト。多くの腸を診てきた彼は、現代日本人の腸が、さまざまな要因で「むくんで」いると指摘する。腸が「むくむ」とは? むくむことで何が起きるのか? それを取るにはどうすれば良いのか? 現役医師が、腸内環境の整え方だけではなく、効果的な筋力トレーニングなど〝腸を鍛える〟あらゆるノウハウを伝授する!
内容説明
40歳以上の10人に1人が予備群!?お腹に潜む隠れリスク。15000人の腸を診た専門医が説く、休腸日とカンタン腸トレのススメ。
目次
第1章 腸のむくみが病気のはじまり
第2章 大腸ポリープと大腸がん
第3章 内視鏡検査は怖くない!
第4章 腸をいたわり鍛える黄金の四原則
第5章 たるみ腸とデリケート腸
第6章 腸内フローラ検査でむくみリスクを知る
著者等紹介
大久保政雄[オオクボマサオ]
1974年、京都府に生まれる。日本大学医学部卒。東京逓信病院消化器内科医長を経て、2018年より山王病院内科副部長。専門は消化器疾患全般、特に内視鏡での診断と治療に尽力し、“正確で安全かつ苦痛のない内視鏡診断”を実践する。日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、日本肝臓学会専門医。『大腸がんで死にたくなければ腸のむくみをとりなさい!』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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