出版社内容情報
通常国会、比例代表制、官房長官、審議会、憲法改正…新聞やテレビのニュースで、なんとなく字面で見たことはあっても、結局それが何なのか、何のためにあるのかまでは説明できない。政治のことをじつは全然わかってなくて恥ずかしい。学校の授業、ちゃんと聞いていればよかった。テスト勉強、ちゃんとすればよかった……。無知な自分に秘かにコンプレックスを持っている人に向けた「学び直し」の本。著者は中学受験の社会科のカリスマ講師。複雑な政治の仕組みを小学生にもわかりやすく解説。
馬屋原吉博[ウマヤハラヨシヒロ]
著・文・その他
内容説明
テレビのニュースを見ても、新聞を読んでも、わかっているようで実はよくわかっていない…言葉は知っていても、意味するところがわからない…。「政治」コンプレックスがこの1冊で解消されます!
目次
1 政治のキホン
2 憲法のキホン
3 国会のキホン
4 内閣のキホン
5 選挙のキホン
6 裁判所のキホン
7 地方自治のキホン
8 社会保障のキホン
著者等紹介
馬屋原吉博[ウマヤハラヨシヒロ]
中学受験専門のプロ個別指導教室SS‐1社会科教務主任。中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
115
まあまあよかった。内容はまさにタイトルの通り。憲法から選挙、地方行政、司法などなど、およそ政治にまつわるトピックスを広く薄く、わかりやすくまとめた一冊。こういう本は著者の主観・意見が入ることも多いけれど、本書の場合はそういったものができるだけ排除されていて、割と客観的に淡々と理解できるようなつくりになっているのではないか。適宜、イラストや図版などビジュアル要素も入っているので親切。2021/11/17
ちくわ
42
個人的に難しいテーマを出来る限り素人にも分かり易く解説している本が好きである。たまには政治に関しても勉強してみようかと思い、タイトルで選んで読み始めてみたが、イメージとしては中学校で習う内容を小学校高学年に向けて少し噛み砕いた解説に感じた。タイトルは、どちらかと言えば『政治』というより『法治国家日本』の方がしっくりくるかも。2023/10/31
33 kouch
39
政治の基本、というよりは憲法入門といった感じだろうか。とても分かりやすく何故そもそも憲法みたいなものがあるのかという根源にも触れてくれる。なぜ三権分立にしたのか、人間を放っておくとどんな弊害が起きるのか。天皇制度の微妙な立ち位置。改めて勉強になりました。Audibleでサクッと聞き流すのもお勧め。昔、公民、社会などの授業でやったような内容なので頭に入ってきやすい。2024/11/01
Kentaro
37
中学生レベルで知っておくべき政治の基本を解説した内容でした。日本国政府は現在1年間に100兆円近い額のお金を使う。その3分の1、約33兆円が「社会保障関係費」た。1980年の社会保障費は約8兆円。1990年の時点でも約12兆円だったが、ここ数十年で3倍近く増え、現在、33兆円ものお金が投入されている「社会保障」。健康で文化的な最低限度の営みに費やされる費用だが、多くは高齢者などを中心とした年金や高額の医療費医療費が増加している。といった内容が紹介されているがちょっとリベラルに感じるのは私だけであろうか。2019/10/20
Daisuke Oyamada
33
中学生のときに習ったであろう「政治の基本」について、日頃ニュースなどをみて理解しているつもりでも、いまいち理解していなかった。そんなことを改めて勉強する機会を手頃に与えてくれる本書でありました。 「政治のキホン」から始まり、憲法、国会、内閣、選挙、裁判所、地方自治、社会保障のキホンについて、とてもわかりやすく解説しています。 最近、田中角栄の本を読みましたが気になっていた・・・ https://190dai.com/2024/07/14/今さら聞けない-政治のキホンが2時間で全部頭に/2024/07/16