内容説明
この習慣、その常識、今すぐやめないと早死にするかも。食生活やアルコール摂取、入浴・睡眠、身だしなみから、心身・脳・足腰の健康や運動、社会生活にいたるまで、生活習慣&健康常識の「意外な落とし穴」を総点検!
目次
1章 “食”に関する習慣編
2章 “アルコール摂取”に関する習慣編
3章 “入浴・睡眠”に関する習慣編
4章 “身だしなみ”に関する習慣編
5章 “心と脳の健康”に関する習慣編
6章 “足腰の健康や運動”に関する習慣編
7章 “社会生活”に関する習慣編
著者等紹介
森田豊[モリタユタカ]
医師、医学博士、医療ジャーナリスト。1963年、東京都台東区谷中に生まれる。1988年、秋田大学医学部卒業。1995年、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士号(医学)取得。その後、東京大学医学部付属病院助手、日本学術振興会海外特別研究員、米国ハーバード大学医学部産婦人科専任講師、埼玉県立がんセンター外科系医長、板橋中央総合病院産婦人科部長を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
56
医療本って正反対の主張をする人がいたり、時代の変化で常識が変わったり、結局何が正しいのか分かりませんが、極端な健康法は疑問視したほうがいいですね。入浴中に急死する人は交通事故死の3倍以上だとか。長湯は注意。6時前起床は体に悪いらしい。カロリー消費には運動よりちょこちょこ動くほうがいいらしい。2時間以上座りっぱなしはダメ。コレステロールに卵の制限は関係ない。野菜から食べずに肉から食べる。食後すぐの歯磨きはかえって象牙層が腐食する。といっても30分分後に歯磨きって難しそうですね。2016/10/18
鈴
34
すでに知っていたこともあれば、知らなかったこともあり…。やめられそうなこともあれば、いくら言われたってやめる気ないこともあり…。絶対やめる気無いのは、ダイエットと耳掃除だな。2017/01/12
おおたん
15
再読。たまに、健康を意識させるために。健康を気にし出した時、まずは読んでみてもいい本だと思います。◆健康の大原則「適切な睡眠」「正しい食事」「適度な運動」◆病を治すのは医者ではなく、身体である◆BMI値は、25-30「小太り」ぐらいが良い◆鼻毛を抜くのではなく、切る◆有酸素運動と知的作業を組み合わせること2021/08/15
onasu
15
真っ当な健康本は、とどのつまり規則正しい生活と食事に行き着くし、真っ当でない(本書にもある通り、○○だけ系)のは読む価値がないしで、あまりこの方面に手の出ることはないのだが、時にはおもしろそうなものを。 野菜から食べるのをやめる(肉から)、魚の焦げに目くじらを立てるのを…(1t食べなきゃ)、休肝日をつくるのを…(適量なら)、貧乏ゆすりをこらえるのを…(むしろ健康ゆすり)、カロリー消費を運動に頼るのを…(日常ちょこちょこ動くほうが有用)等など。 50項目あるので、ひとつくらいやってみてもいいかも。 2016/10/05
おおたん
12
健康本をそこそこ読んでいますが、わかりやすく、エビデンスもあり、そして、極端な話でもないため、健康が気になる方は読んで損がない本だと思います。「なにかをやりなさい」ではなく「これだけはやめたほうがいい」という消去法なので、取り組みやすいと思います。知っていることもありましたが、思い出すことやそうだったと失念していることに気づかせてくれました。健康を意識している人向けで入門書にもなります。2020/07/10