内容説明
これこそ、現代にも通じる江戸時代のエロティシズム!人生のなかの性、四季のなかの性、斬新な切り口で春画をガイド。全123点掲載!
目次
第1章 人生のなかの性(川の字もやがてくづれる若夫婦;小僧起き亭主の息子も目を覚まし;間男と小僧の顔を見比べる;坊も笑む昨夜の一儀を見てゐたか;昼間から鬼がお母を喰つてゐる ほか)
第2章 四季十二ケ月のなかの性(年始廻り 春立つや裃の上と下;正月遊び この突きは羽子突きよりも気持ちいい;七草 七草をたたく擂粉木もう一本;二日灸 年増には秘蔵の灸をすゑてみる;初午 初午に店の居間にもあな稲荷 ほか)
著者等紹介
早川聞多[ハヤカワモンタ]
美術史家。国際日本文化研究センター教授。1949年京都府生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。専門は日本美術史、江戸文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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