出版社内容情報
失われたつながりとコミュニティの生成へ
高度経済成長を経て、人間は誇りや生きる意味を喪失し、地域社会の絆は分断された。本書は、人と人、人と地域を結びなおす場「〈縁起〉の間」=「人間回復の博物館」を構想し、人間性を取り戻す内発的地域づくりの思想と実践過程を描く。筆者の祖父と師の生を手がかりに、地域文化の継承と創造を担うキーパーソンたちの活動を追い、現代社会における新しいつながりとコミュニティ生成の可能性を探る。
【目次】
はじめに
第1部 地域のつながりとコミュニティ論
第1章 地域における人間とつながりの変容
第2章 「無縁」の系譜を辿る
第3章 現代の「無縁」が拓く可能性
第2部 「〈縁起〉の間」を成り立たせるキーパーソン研究
第4章 「私の祖父」―渡辺和典と「なごみの家」―
第5章 「私の先生」―ヴェロニカ・シュトラッサーと「大地窯」―
第3部 現代社会における「〈縁起〉の間」―人間回復の博物館―
第6章 キーパーソン研究からみた「〈縁起〉の間」
第7章 「〈縁起〉の間」からコミュニティ生成を構想する
おわりに
あとがき/史料1・史料2/索引



