完全性概念の基底―ヨーロッパの教育概念史

個数:
  • ポイントキャンペーン

完全性概念の基底―ヨーロッパの教育概念史

  • 田中 智志【著】
  • 価格 ¥6,380(本体¥5,800)
  • 東信堂(2023/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 116pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月03日 05時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 562p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798918365
  • NDC分類 371.23
  • Cコード C3037

内容説明

ヨーロッパ近代教育思想の根源でもある人間の「完全性」。初期キリスト教思想に由来するこの概念には、神との交わりや他者とのつながりなど、人間が生きるための力動の「存在」があった。カルヴァン派による外在的規範の内面化、フランス啓蒙思想によって生じた利己心、そして近代合理主義―その後ヨーロッパを覆った時代のうねりの中、現代にまで継承されている「完全性」概念の系譜およびその近代教育思想とのかかわりを眺望した一冊。

目次

序章 忘失される完全性―「存在」の力動
第1章 「存在」と完全性―キリスト教思想の交感と出来
第2章 義認と完全性―プロテスタンティズムの慈愛と意志
第3章 理性と完全性―世界の秩序と恣意
第4章 自然と完全性―フランス啓蒙思想の理性と交感
第5章 教育と完全性―ドイツ教育思想の未来と超越
第6章 思考と完全性―ニーチェの「存在」の力動
終章 他なるものの到来―存在論的なもの

著者等紹介

田中智志[タナカサトシ]
専攻:教育学(教育思想史・教育臨床学)、現職:東京大学大学院教育学研究科教授。履歴:1958年、山口県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(教育学)東京大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品