出版社内容情報
細田 眞由美[ホソダ マユミ]
編集
佐藤 博志[サトウ ヒロシ]
著・文・その他/編集
朝倉雅史[アサクラ マサシ]
著・文・その他
内容説明
現代社会に未曾有の被害をもたらし続けているコロナ・パンデミックは、学校教育にどのような影響を与えたのか。本書は、さいたま市の教育委員会・小中高等学校の事例調査、学校長168名の意識調査を通し、現時点におけるコロナ・パンデミックの教育界への影響を俯瞰する。休校措置、オンライン学習、ICT導入など、目まぐるしく変動する情勢下で学校現場が抱える葛藤と改革への情熱を克明に記録したリアル。
目次
序章 本書の目的と方法
第1章 転換期の日本の学校―コロナ禍、GIGAスクール、令和の日本型学校教育
第2章 自治体の実態―教育長は何を考えどのように動いたのか
第3章 学校の事例研究―校長・教員の実践と保護者・生徒の思いを読み解く
第4章 数字でわかる現場のマインド―自治体における校長意識調査をもとに
終章 現場のリアリティから未来の教育を描く―「何が起こり、どう変わったのか」
著者等紹介
細田眞由美[ホソダマユミ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科教育実践高度化専攻(教育政策リーダーコース)専門職学位課程修了。1986年、埼玉県立高等学校教諭、2000年、埼玉県教育委員会高等教育指導課指導主事、2005年、埼玉県立伊奈学園中学校教頭、2008年、埼玉県立庄和高等学校教頭、2011年、さいたま市教育委員会指導2課副参事。2013年、さいたま市立大宮北高等学校校長。2017年6月、さいたま市初の女性教育長に就任。内閣府男女共同参画局予防啓発教材検討会構成員、国立大学法人兵庫教育大学経営協議会委員、文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会臨時委員、経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員、国立教育政策研究所評議委員会評議員等を歴任。現在、さいたま市教育委員会教育長。学位:修士(教育学)
佐藤博志[サトウヒロシ]
筑波大学大学院博士課程教育学研究科教育基礎学専攻単位取得退学。1998年、日本学術振興会特別研究員、1998年、メルボルン大学教育学部教育政策経営学科上級客員研究員、2000年、筑波大学教育学系講師、2002年、長崎大学アドミッションセンター講師、2004年、岡山大学大学院教育学研究科助教授、2007年、同大学准教授を経て、2010年、筑波大学大学院人間総合科学研究科教育基礎学専攻准教授、2019年、メルボルン大学大学院教育学研究科客員研究員、2021年2月、筑波大学人間系教育学域教授、2022年4月、筑波大学人間学群教育学類長。現在、筑波大学人間系教育学域教授(学校経営学)。学位:博士(教育学)
朝倉雅史[アサクラマサシ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻単位取得退学。2015年、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター助教、2017年、同大学講師を経て、2020年6月、筑波大学人間系教育学域特任助教、2022年4月、筑波大学人間系教育学域助教。現在、筑波大学人間系教育学域助教(教師教育学)。学位:博士(体育科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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